テキーラでマンハッタンを | BAR CHECKER TOMMY

テキーラでマンハッタンを

毎年行われる、NBA(日本バーテンダー協会)のカクテル・コンテスト

TOMMYが出場しているジュニア部門は、オリジナル・カクテル一発勝負ですが、

シニア部門は、オリジナカクテル、課題カクテル、フルーツカット、と競技があります

課題カクテルは、毎年決まったカクテルを5杯分、メジャーカップを使わずに

目分量で材料を入れて作り、味、量、その他技術面を審査されます

ここ何年か、課題カクテルは「マティーニ」だったんですが、今年は変わりました


「テキーラ・マンハッタン」・・・えっ?何それ??って感じです

マンハッタンをテキーラ・ベースで作ったもので、レシピは、テキーラ45ml、

スィートベルモット15ml、ビターズ、です


早速作っていただきました

ステアの方法をちょと変えて、2杯を比較してみると・・・
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う~ん、ちょっと作り方を変えただけで、全く違う顔を見せますね~

こうして、並べて比較しながら飲むと良く分かります


次に、実験

ロックグラスにビルドでテキーラ・マンハッタンを作ってもらい、よーくステア

したものと、あまりしないものと比べて見ると。。。
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なぜか、あまりステアしない方が香りが立って、美味しいような気がします

・・・なのですが、なのですが。。。。
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ちょおっと時間をおいて、氷が溶けてくると、もう、味がバラバラで飲めた

もんじゃ、ありません

やはり、よくステアしてある方が時間がたっても安定して美味しいのです

これはですね~、もし、機会があったら、いきつけBARで、あるいはご自宅で

是非試していただきたいですね

「えっ?たったこれだけのことで??」

ってことで、お味は劇的に変わります

ですから、バーテンダーさんは、氷の扱いとステアの方法を日々、練習して

いるのです

この面白い実験を是非、お子様の夏休み自由研究に。。。無理ですかねーっ