非常におもしろい記事を見つけたので、忘れないためにも、
簡単にまとめておきます。
日本経済新聞の記事によると、
最善の時間管理術と生産性に関して、200人以上の大富豪やオリンピック選手、オールAの学生、起業家に取材した所、
誰一人として「ToDoリスト」について言及をしなかったそうです。
その要因として3つの事柄が挙げられています。
1. リストだけでは所要時間がわからないため、「ToDoリスト」の41%は未完で終わる。
2. 緊急と重要の区別がつかないため、重要項目より緊急項目を優先しがちになってしまう。
3. 完了していない業務が気になり、リストがストレス要因になる
ではどうすればよいのか。
まず、この記事では、具体例として、オリンピックのアメリカ代表として金メダルを7個獲得したシャノン・ミラーさんと、2つの企業創設者かつベストセラー作家でもあるデイブ・カーペンさんを挙げています。
そして、このお二方に共通している点は、
「日々の業務を分刻みで予定表に落とし込んでいる」
ということです。
これら基にして導き出される方法としては3つ、
1. 予定表上で項目毎の基本所要時間を15分だけにする。
2. 上司からの指示、デート、エクササイズなどを含めて、自分にとって優先順位の高い、重要な事柄の時間を確保する。
3. ありとあらゆる時間を予定表に組み込む
「ToDoリスト」時間管理術と生産性を高める上で、最善の手段ではないことは良くわかりましたが、正直、15分単位で予定を組むということは、自分にとって非常にハードルが高いです…
予定表をつくるのは、当日の朝にやればいいのでしょうか?
また、これだけ細かい予定を立てるには、高い計画性が必要ですし、自分のモチベーションの浮き沈みに関わらず、予定通り任務を遂行する能力が必要な上に、逆に予定表がストレスになりそうです…
でも、実際に企業の社長やオリンピック選手は、秘書やコーチを雇うなり、適切なツールを使うなりして、非常に細分化された予定を立てていることでしょう。
成功者たる要因として、時間管理と生産性を高めることが必要不可欠なのでしょう。
出来るかどうかは別として、チャレンジしてみることを大切にしたいと思います!