ある現象が起きたとき。

それが自分のコントロールの及ばないことであったとしても、そのことは自分の心の状態に作用する。
電車や飛行機などの交通機関が遅れ、仕事に間に合わなければ、おそらく嫌な気分で仕事を始めることになるだろう。

そこで大事なのは、受け入れること。

その現象でさえ、どう捉えるかは自分次第であるという責任を認識し、次なる行動に出る。
その次にすべきは、ネガティブな要素に意識を向けず、ポジティブな側面を抽出することだ。
「交通機関が遅れたからこんな目に遭う」と考えるのではなく、遅れたことによって仕事を速く進めるチャンスが生まれた、あるいは時間がないので必要なことから優先順位をつけて取り組めるよう意識チェンジすることが肝要になる。

そこで意識をチェンジして、集中できるかどうか。
そのポイントで物事の成否が分かれる。