先週はホームで3-1の勝利。相手は3位だったので苦戦が予想されましたが、うちのチームの出来が素晴らしかったです。主力3人(センターバック、中盤、トップ下)が欠けるのか、チームとして自分たちがやっていたことがいい方向にでた試合でした。


1月は4試合ありましたが3勝1分け。内容も素晴らしい試合が多く新年いい滑り出しでスタート出来たかなと思います。


最近良く感じるのが、常識ですけどチームは生き物ものだなとひしひし感じます。選手のモチベーション、試合結果、家族との問題、友達との問題、これらが重なり合ってチームとしての結果が出るのかなと感じています。


では監督としては何をやることが重要か?練習内容の精度のアップ、選手との関係を構築。選手の親との距離の取り方。強化部長とのコミュニケーション。などいろいろ重要なことはあると思いますが、僕が最近感じるのは


「1シーズン通しての波を監督がしっかり感じること」が一番重要ではないかと感じます。


どういうことかというと、バルセロナでいろいろなカテゴリーの試合を見ますが、同じリーグ内にいるチームの選手の質はそんなには変わりません。要するに楽に勝てる試合はほとんどありません。シーズンを通して考えると、負ける試合も、勝つ試合ももちろんあります。勝ったから流れがいいのではなく、本質的に自分のチームの状態を把握してないと、あっという間に泥沼に陥ります。


監督は一喜一憂するのではなく、悪い流れの中での振舞い方、いい流れの中での気の引き締め方、それをうまくコントロールすることが、シーズン終わりになった時に上位にいる秘訣なのかなと感じるようになりました。


今シーズンは1シーズン通してどのように戦うかを監督として学びたいなと思っています