先週末のリーグ戦のハイライト画像です。

TK12-4San Juan LC
http://www.tkgoal.com/current_season/match_report/444/post


後半から出場

出場時間:45分

2得点

2アシスト

PK獲得1回


5得点に絡む暴れっぷり。

鬱憤溜まってたからね。久しぶりにスカッとする試合だった。


ようやく今季初ゴールで、自分も開幕したかな、という印象。というわけで、タイトルにしてみました。笑



出場時間もそうだけど、自分にとって最も大切なのはやはりゴール。

ゴールしないと、なんだかピッチ上で自分が自分じゃないみたいな感覚があります。


まぁ、「どうしてゴールできるのか」を言葉にできること、またその過程が非常に重要なわけですが。



準備が全てでしたね。今回は。

準備がはまれば、まぁこんなものです。別に自分にとっては驚くことでも何でもない。



・相手の予測を超えたスピード


この体得かな。感覚的に、つかんできた気がする。


昨シーズン、ケガでプレーできない期間が長かったから、その間ずっと試行錯誤していた。自問自答していた。



「スピードを失ったら、一体オレはどうなるんだ?」


怖かったね。復帰しても、元のスピードに戻るとは限らないし、むしろそのスピードの差異で自分自身を見失うことだってあり得る。ある程度ケガが良くなってからも、簡単にはサッカーできなかったよ。



そして、今シーズン。

ようやく、その答えのとっかかりが、見つかった気がする。


“ブレーキ(スピード0の状態)=最大スピード”

というフアン・マヌエル・リージョ元アルメリア監督の言葉がスペインにはあるんだけど、これに近いな。今の自分の感覚は。



この新たな感覚を手にしたのは、得点という結果以上に大きな実りだったと感じている。この時期の新たな感覚の獲得は、非常にポジティブな成果だ。



・・・・・・・

さて。相方が前記事でハーフタイムの出来事を書いていたので、それに便乗して選手目線の意見を。


オレの今のチームの監督は、ハーフタイムの「間」の使い方が非常にうまいと感じる。


選手は多かれ少なかれ、前半の45分で自分なりの積み上げ、チャレンジ、予測、駆け引きなどを行う。


自分のチームの監督は、すべての試合、ハーフタイムのロッカールームで“沈黙”を創造する。


無言で入ってきて、話し合う選手たちが話を止めるまで待つ。


アドレナリンが多分に出ているから、選手は興奮orナーバスの2つのどちらかに依存している。


監督の“沈黙”に気付いたとき、選手は話を止め、沈黙に身を置く準備をする。興奮orナーバスの状態を、無意識に自覚する。


そこで、意識の切り替えができる。そして、監督の言葉に集中して耳を傾けることが可能になる。


まぁ選手の年代とか状況によっても変わると思うけれど、非常に効果的だな、といつも感心している。


試合が始まったら、実際周囲の声はそんなに情報として取り入れられない。それくらいの緊張状態、熱、圧がピッチ上には広がっていると、個人的には感じている。


“沈黙”


お金になるだけではないかもしれない。