こんにちは。


先週、約4ヶ月ぶりに、実戦復帰しました。


4ヶ月。


長かった。



復帰戦は、というと。



復帰初ゴール、決勝点、2-1で復帰初勝利。


うーん、「持ってます」ね。やはり僕は(笑)



自分に与えられた時間は残り15分弱。


ベンチで過ごす時間→「データ」「試合の流れを把握(肌で感じることが肝要)」



さぁ、出陣。


0-1でチームは負けていました。4-4-2のFWで出場。



ピッチに入って、まずやろうと思ったこと。


・今季これまで中心選手であるFWの近くにいる




前半から見ていて、片割れとの距離が遠かった。距離が遠くても、強烈な「個」をお互いが持っていれば、それが“コンビ”になるんだけど、この日先発の2トップはそうじゃない。



この中心選手の方は小柄だけどスピードがあって、フィジカルもあって、戦う系。点も取れるタイプ。


この片割れは、もとはFWじゃないし、あんまり走らないで足元のテクに走ってしまう系。「走る」方向を間違っている、というか。うまいこと言ったな、俺w。


そのくせ守備もしないしあんまり監督のコンセプトもわかっていないでギャーギャー文句と主張を繰り返す典型的な「勘違いエゴイスタ」。


でもたまにFKとか決めちゃうから、ここに残っている。確かに足元はあるし、「Luck」は多少持っている感じかな。しかしこのカテゴリーでは足元のテクなど発揮できないのだよ。タックルの深さも、激しさも、段違い。ってか「かわされたらファウルすりゃいいや」くらいにしか思っていないし。


まぁ露骨に引っ張ったりとかはそれほど多くないし、その点ではクリーンなんだけど。「フットボールを楽しむ、ファンを楽しませる」姿勢みたいなものはカタルーニャ州全体に雰囲気として浸透している気がする。



なので、この中心選手のFWとの“距離感”。これは、意識した。というか、「それしかやらなかった」。



あとは、フィニッシュの部分。



前半から数えて、計3回ポストに当てていた。


「ゴールに嫌われている!」



違うんです。



“狙い所”の教訓。




「ゼッテーこぼれてくっから」



自分自身に言い聞かせた。ベンチにいる間、アップしている間、潜在意識に刷り込ませる。




出場して5分後。俺のちょっと前に交代出場していたMFビクトルがPKもらって同点に。


その5分後。


先ほど言った中心選手が仕掛け、ミドルレンジからシュート。


“ここだ”


思うより前に、体は動いている。


GK横っ飛び。シュートはバーに当たる。



「キター!!」


ごっつぁんです。



思考と感覚が良い感じに交錯する。


意外とバウンド高い。落ち着け。GK倒れている。周り誰もカバーしていない。一番正確なインサイドキックを選択。ショートバウンドで叩いて押し潰して、枠内へ。


ちょっとミートしきれず。


でも、抑えた球はきっちり枠内へ。



予想を超えたのは、GKの戻りの速さ。思った以上に俊敏だった。



しかし、ライン上で手に触れるも、弾き切れず、そのままGKごとゴール内へ。




ゴール。




2-1。




その後、守りきって試合終了。



チームが最後よく守りきってくれました。自分、バテバテでもう戻れずでしたから(苦笑)まぁ得点したからプレッシャーは与え続けたでしょうね。「俺にアテンションしないと、もう1点取っちゃうよ」と。


警報を鳴らし続ける前線での“動かない”守備。


これは良い表現だ。



“チーム”と“個”の融合。



フットボール最高。