今日はこれからエスパニョール対バルセロナをスタジアムに生観戦しに行きます。


チケットの値段、ソシオのスペイン人の友人を介して頼んだのですが、なんと100ユーロ!一番安かったのが75ユーロ席だったみたいですが、そっこ-売り切れたみたいです。満員御礼。売切れ御免。人気爆発。


まぁ「しゃあないね」ってことで、そのチケットを取ってもらいました。


屈指の好カード。


R・マドリードさえ5-0でボコボコニしてしまった世界最強のバルサ。


今季もずっとバルサを見ているけど、まず負ける気がしない。いつ、どこでも、今のバルサはバルサのフットボールを展開して勝てると思う。


前々節のオサスナ戦。マドリッドの航空官ストライキがあったため、バルサは当日ドタバタでバス移動。試合開始わずか40分前にスタジアムに到着。


0-3勝利。


こういうのって、見かけほどラクじゃないと思う。


ハプニングが起きて、メンタルも乱され、フィジカルコンディションだって当日長時間のバス移動で体はピッチ内で言うことを聞かなくなる。


それでも勝ててしまうバルサ。



今のバルサから勝ち点を剥奪する可能性が生まれるとすれば。


それは「理屈を越えた」ダービー戦しかない、と思う。




エスパニョールMFバエナは試合前にこう語った。


「バルサ戦、ピッチ上にあるのは、積極性ではなく、激しさだ。」



この言葉にすべてが集約されていると思う。




とにかく激しく、カタルーニャの誇りを賭けて、両チームが泥臭く戦う。


カタルーニャの、フットボールの、歴史や重みがピッチに巻き散られる。そこに理屈は存在しない。



最もピッチ上に「カオス」が起こり得る状況が整っている。




≪バルサのフットボールが相手に与える影響≫


バルサのフットボールと対峙するとき。


バルサはボールを走らせ、相手はそれを追いかけ走らされる。


「バルサ相手では、フィジカルの消耗が半端じゃない。ピッチを広く使われ、ボールを奪いに奔走させられる」



バルサと対戦するだけで、400M×10本。か、それ以上。みたいな。


ここで「では、バルサより走りきれば良い」という思考回路に陥ってしまえば、最早バルサの思う壺。


いかに走らずにバルサのフットボールを受け入れるか。


「バルサにバルサのフットボールをさせない」なんてほぼ不可能に近い。


だったら、いかに「バルサにバルサのフットボールをさせているように思わせるか」、だ。



いつも言うように、サイドは捨て。


キーは中盤。シャビとイニエスタをどれだけ潰せるか。


ダブルボランチのハビ・マルケス、バエナ。この2人がいかにガツンと行き続けられるか。ここが、キーだ。





なんにせよ、クリスマス休暇前の最終戦。


「理屈」を越えたフットボールが展開される中だからこそ、フットボールの本質が浮き出てくると予想しているので、それをこの目でしっかり捉えてきたいと思う。