この試合のポイントを自分的にまとめました。これを踏まえたうえで試合を見ていました
①バレンシアはバルサに負けて以来2分け2敗の悪い流れ。ここで負けるようなら決勝トーナメント赤信号
②最近のバレンシアの攻撃、手数をかけるサッカーに結果がついてこない。監督エメリーがどう改善するか
③スコットランドのチームはアゥエーでがっつり引いてきてカウンター。カウンター対策はどうするのか
試合経過
①②③基本的に2人のトップ、ソルタードとアドリスは裏を狙うか、ホアキン、マタが突破したときに突破してから壁パスを狙っていた。ここで重要なのは、中盤から、トップ2人にポスプレーをさせるようなプレーがほとんど無かったこと。レンジャースの狙いはディフェンス4枚は前でインターセプトする力が優れていたため、前でインターセプトをねらい、そのままの勢いでカウンターというのがひとつのプラン。エメリーはそれを避けるような戦術を轢いていたのではないか。そこで基本、バレンシアの2トップは中盤の組み立てには参加せず。
サイドバック、ウイング、今回ボランチの一角を占めていたバネガに攻撃の組み立て、フィニッシュに行くまでのタスクを任せていた。
今シーズンのバレンシアの戦い方は、トップが中盤まで下がり、一回ためて、サイドバックまであがる攻撃の時間を作っていた。、トップ、ウィング2枚、トップ下、サイドバックと人数をかけていたが、実際効率的ではなく、攻撃の厚みという部分と、リスクという部分がかみ合ってなかった。
去年もそうだったがエメリはチームの状態が悪くなると、チームのポイントを変えてくる。
検証
②今回はトップを絡めた分厚い攻撃⇒トップはフィニッシュ、裏の動きに専念させ、サイドで基点を作る
③カウンター対策はカウンターを食らってからの修正ではなく、カウンターを受けないような攻撃を遂行。
エメリーのサッカー今シーズンも注目です