約3週間に及ぶトライアウトの日々を終え、今季の始まりにおけるチームが決定しました。
“サント・アンドレウ・デ・ラ・バルカ”という名のチーム名です。
カテゴリーで言えば、Segunda regional(セグンダ・レヒオナル)という地区2部リーグ、上から純粋に数えて8部に相当するリーグです。
去年、一昨年と2年連続で7部へのPromocion(プロモーション)「昇格戦」を果たしているクラブ。
まぁ自分は7部から降格したチームにいたわけで、そのチームが消滅してしまったから無所属になっていたわけですが、その自分の現状に見合ったチームだと思っております。このチームが決まったのだって、知人の紹介を通じて。幸運だったと思います。感謝です。
それにしても決まって良かった、というのが現在の心境です。
さて。
現実、現場レベルの話では、別に一つ上のカテゴリーから来たからといって、特別優遇されるわけでもなく。レギュラー争いが待っています。
こういったクラブはえてして保守的な傾向があり、既存の選手に頼りたい想いが生じることが多々あります。
うちのクラブもそれに違わず、今のところシーズン序盤は昨季のメンバーで行きたい方針。
そんなの関係ねぇ、ばりに実力を示し、圧倒すればいいわけですが、実際今はそれほどの差はありません。
自分の方が「多少秀でている」ではダメなんですね。足らないんです。この感覚が、やはり日本人には難しい。
自分がアジア人である、外国人である、新参者である。このようないくつかの要素が引き起こす現実に、日本人というのは慣れていないな、と僕は日本人的思考でついついよく思います。
・・・・・んっ?カタイ!笑
とにかく今、自分にできることは、結果を出し続けること。本田じゃないけど、このレベルの試合など誰も見に来ませんから。数字しか評価されないと思っています。
それができるヤツには次のステップが用意され、そうじゃなければ切り捨てられる。
悲しいかな、これが世界のサッカー界事情です。
その意識で、どれほどやれるのか。
シーズン開幕は9月12日(日)。
新たなる挑戦が、幕を開けようとしています。