前節、強さを発揮したのは、R・マドリー。
バルサがアウェーで勝ち点を2点取りこぼしたすきに、一気に首位に躍り出た。
今季のマドリーを見ていると、本当に「フットボールって、“個”!?」
と思ってしまう。
現在のマドリーは、チームが出来上がってきている。攻撃の形はともかく、守備時の陣形が整っている。
フロントやファンは「ペジェグリーニ解任だ!」とドヤドヤ騒いでいるが、あれほどのタレントが揃っているとはいえ、この半年弱の短期間でここまでのチームに作り上げたペジェグリーニの功績は大きい。
今季のR・マドリーのフットボールを、一言で体現するなら、それは“パワー”。
パワーが違う。セビージャ相手に2点差を残り数十分足らずでひっくり返したあの勢いは末恐ろしい。
そもそもこの試合は、展開が速すぎた。前に後ろに、マドリーもセビージャも動く動く。行ったり来たりで、どこにポイントがあるかつかめない。
その中で、一つだけはっきりしたのが、この“パワー”です。
それについては、また今度詳しく書きたいと思います。