ここバルセロナではサッカーに関わる環境がすごいあると思う。スペイン人はサッカーをやるのも、見るのも大好きであることは間違いない。監督だったらいい選手を見つけるために、自分とは関係ないリーグの試合を見たり、ジュニアユース、ユースのデルビ(バルサ対エスパニョール)を見たり、自分のチームの違う世代の世代を見たり、とにかく試合をたくさん見てる。ユースの選手だったら、すでに監督養成学校に行ったり、フィジカルコーチの勉強をしたりしている。彼らはすべて、プロの監督ではないし、選手でもないにも関わらずだ。そして夜はリーガエスパニョーラの試合がある。テレビ観戦だけで見ようと思えば2,3試合見れる。

でも彼らは「プロ監督、選手とは限らない」というところがスペインの底の深さだとさえ感じる。なぜなら、普通の日常生活があるにも関わらず、それだけサッカーを知りたい、自分のチームを強くしたいと考えるのは、言葉で言うのは簡単だが、なかなか難しいとバルセロナに来て感じる自分がいる。彼らは日本で言う戦術マニアでもなければ、サッカーおたくでもない(ある意味おたく)仏のスペイン人であるからだ。

スペインでは選手もそうだが、監督も、サッカーだけで食っていけるとは多くの人が思ってないと思う。プロになれる人というのは、才能、チャンス、結果、タイミング、経験すべてがないとなれるものではないが、サッカーに関わることは出来るという感覚である。

ということで日本食のバイト行って来ます(笑)