どのチームの監督になるにしても、一番大変であり、難しいのはチームをコントロールすることだと思う。どの監督でもチームを向上させたいと思うので、どのチームにも問題はある。

よくエスパニョールのフベニールで起こるのはやはり選手のモチベーションの問題。このチームに集まってくるのはエリートばかり。当然試合に出れないとなると不満が出るし、スペイン人なのでもろに不満を外に出す。実力が明らかに劣る選手はいない。22,23人タイプが違うだけで、監督が違えば選ぶ選手が違うぐらい拮抗してると思う。

そんな選手が試合に出ないとなると大変なことになる。試合が勝とうが負けようが自分が出なければそれは意味がないことであって、次の日の練習やる気がない状態なんてざらである。監督も試合に出れなかった選手と次の日個人で話し合い、かつ全体で緩んだ状態であったらチーム全体に相当叱咤激励する。


それでもこの時期、リーグが始まって6ヶ月。疲れ、緊張、首位の圧力、ここで踏ん張れるかがチャンピョンへの道につながると思う。


リーグ戦で学べるのは選手たちだけではない。もしかしたら監督が成長できる一番の場なのかもしれない