昨日は久しぶりの全日オフ。
ということで、Gironaというバルセロナから少し離れた街に行ってきました。
とても雰囲気の良い街でした。空は透き通り、風が心地よく吹き、中世のヨーロッパの造りが彩りよく躍動する、そんな街でした。
人々は都会の喧騒とはひとまず離れた世界での暮らしに慣れきっており、その精神的な安定が街に落ち着いた空気をもたらしていました。そこは、観光やちょっと立ち寄った人たちにとてもやさしい空気を提供してくれる場所でもありました。
そしておそらく地元意識の強い方面で、「カタルーニャ語」と呼ばれるスペインで使用される4つの公共語のうちの1つの言語をみんな使っていました。ちなみに、一般に言われる「スペイン語」とは、「カスティリャーノ語」と呼ばれ、スペイン国内では分別されています。
僕はこの街に今二人の日本人サッカー選手がいることを知っていました。
中村選手がキャンプとして来ており、指宿選手はGironaというクラブに所属しています。
僕はこちらに来て非常に強く思うのは、やはり「その土地に合うかどうか」ということはとても大事なことだと思います。その土地の雰囲気、人々、空気、天候・・・。というのも、いくらプロサッカー選手といえども、生活をしているわけですし、毎日の2時間の練習の後は日常生活が待っているわけです。そこで、暮らすだけでストレスが溜まってしまうような環境にいたら、良いパフォーマンスを出すことも難しくなるでしょう。
Gironaにしても、Barcelonaにしても、天候は良く青空に恵まれることが多いです。空は青く澄み渡り、日本人の方は好む方が多いと思います。なので、その2選手にとっても、その点は問題はないだろうと推測しています。
今、その2選手はそれぞれの環境にどんな思いを馳せているのでしょうか。