先日お伝えした中村選手のエスパニョール移籍報道に関する続報です。


本日付の報道で、


「エスパニョールはこの度ベルドゥとの移籍に合意した」


というニュースが。


この「ベルドゥ」という選手、そもそもエスパニョールがこの度の補強で前から狙っていた選手なのです。それも、ポジションは中村選手がエスパニョールで与えられるであろうポジションと同じCentrocampista(センタ-ハーフ)。もともとはデポルティヴォ・ラ・コルーニャの選手で、去年の活躍からバレンシアなど他のクラブも触手を出しており「この選手の獲得は難しい」との見方が強かったのです。


しかし一転、本日このベルドゥ選手と4年契約で移籍に合意した模様です。


これで中村選手の移籍はより難しい状況に置かれた、と言えると思います。なぜなら、以前からクラブは「中村を始め8つのポジションでの選手補強に動いている」と言われており、その中での補強の優先順位が中村選手かベルドゥ選手、つまりセンターハーフのポジションだったわけです。そのセンターハーフの補強が決まった、ということは同じポジションの選手を獲得する可能性は極めて低くなると思います。


移籍問題というのは最後までどうなるか本当にわからないので確かなことは言えませんが、「中村選手をリーガ・エスパニョーラで見てみたい」と願っているファンの方には不利に働くニュースだと感じています。


これからも、この報道から目が離せません。