さて、スーペルコパ2nd legが行われましたよ。舞台はカンプノウ。今シーズン最初のタイトルを獲得するのはどちらのチームになるでしょうか。
バルセロナのスタメンは、
GK:バルデス
DF:アルバ、マスチェラーノ、ピケ、アウベス
MF:ブスケツ、シャビ、セスク
FW:ネイマール、メッシ、アレクシス
となりました。
後半19分、アレクシスに代えてペドロ。
後半27分、セスクに代えてイニエスタ。
ペドロではなくネイマールが左サイドアタッカーとして先発しました。ネイマール先発ならアレクシスが落ちるのかなと思っていたので意外でした。プレシーズンからのコンディションの良さを買ってでしょうか。
ペドロは流れの中でバルサのパスワークに馴染みつつ、ウラへの飛び出しで決定的な仕事もできる選手。アレクシスはボールを納めて勝負を仕掛けるが、場面を打開する程の仕事はできず、孤立する感じ。これが僕のペドロとアレクシスの大体の印象です。
そこに割って入るネイマールは、このバルサの選手たちの中でどんな仕事ができるのか。メッシのようにダイナミックに1人で場面を打開出来る能力を持っている選手だと思うので、期待してしまいますね。
バルサは上手くいかなかった1st legから学んだのか、序盤からアトレティコを押し込んで立ち上がりからゲームを支配していました。アトレティコにとって脅威になる縦パスも通っていましたね。しかしながら、一試合通して思い返してみると崩せたシーンは無かったように思います。
壊れてしまった試合。
スタートからメッシとネイマールの競演が見られるということで、期待していましたが、正直壊れてしまった試合でしたね。
というのも、フェリペ・ルイスとアウベスがやり合ってのフェリペ・ルイスの退場あり、ベンチに下がったアルダの退席処分あり、最後にはスタンドから観客が乱入と、熱かった前半の内容をしらけさせるようなことが後半に重なってしまいました。
安定しないレフェリングだったと思います。なんというか、僕くらいが顔を覚えているような審判というのはやっぱりくせ者というか、、うーん。
バルデス様々。
今日一はバルデスのスーパーセーブですね。バルサはアトレティコに完璧に崩されてしまいますが、バルデスが横っ飛びでこれを防ぎました。見事な崩しからの枠へときっちりコントロールされたシュートだったんですが、バルデスは神がかっていましたね。後半でもビジャのシュートを防ぐなど、バルデスが主役の試合でしたよ。まあバルサ的にはよろしくないことですが。。
しかしそんなバルデスのおかげで2nd legはスコアレスドロー。バルサはアウェーゴールの差でスーペルコパを制しました。
前半は面白かったですが、後半が荒れてしまったので、期待はずれの残念な印象の試合となってしまいました。良かったのは先にも書きましたがバルデス。それと、ネイマールの守備が意外といいなと思いました。自身がボールを奪われたときはすぐに起き上がって取り返そうと厳しくディフェンスするシーンが見られました。当然と言えば当然ですが、そのディフェンスで取り返してチャンスも作っていたし、今後も続けて欲しいですね。
シーズンは始まったばかり、まだメッシやイニエスタはコンディションが上がってきていないようです。