さて、第3節は注目のカードとなりましたよ。
いい選手はどんどん出て行きながらも意外と成績優秀、安定した強さがあるバレンシアを相手に、今日はバルセロナホーム、カンプノウでの試合です。
スーペルコパではタイトルを逃したバルセロナですが、リーガでは内容の良くない試合がありながらも2連勝といいスタートを切っています。
この試合の前には、UEFA主催の欧州最優秀選手に選ばれたイニエスタのカップのお披露目がありましたよ。奥さんと子供と幸せそうなイニエスタが見られました。
バルセロナの先発は、
GK、バルデス
DF、アドリアーノ、マスチェラーノ、ピケ、アウベス
MF、ソング、シャビ、セスク
FW、アレクシス、メッシ、ペドロ
となりました。
ソングが初先発ですね。
プジョルは頬骨骨折のため大事をとって招集外、そしてビラノバ監督が前節に2試合出場停止処分を受けベンチには入れません。かわりに監督を務めるのはアシスタントコーチのジョルディ・ロウラ。
スーペルコパではキックオフ直前に出場を断念したアウベス、この試合では序盤に少し足を気にするシーンがありましたが大丈夫そうです。アウベスは今シーズンはユニホームはズボンの中に入れるようですね。
そして今日もキレのいい動きをみせるのはペドロ。ディフェンスも積極的で効いてます。
22分バルセロナ、ショートコーナーからアドリアーノが見事なミドルシュートで先制ゴール。これは気持ちいいだろうなあ。キーパーはノーチャンスでしたね。
25分、メッシからのパスをフリーで受けたセスク、決定的なシーンでしたがセスクのシュートはポストの左へ。うーん、昨シーズン終盤から、なんだかセスクは決定的なところを外してしまう印象が強いんですよねー。
やはり1点とってからはバルセロナペースで試合が進みます。
メッシがよくボールをさわるようになってきました。
バレンシアはちょっと元気がないですね。
後半開始、アウベスに変わってアルバが出てきます。
アルバは早くも古巣との対決になるわけですね。
後半9分、アレクシスの素晴らしい個人技からセスクへのクロスが入りますが、セスクがダイレクトで放ったシュートは大きく外れてしまいます。セスクはまたもやビッグチャンスだったんですが決められませんでした。
後半18分、そのセスクに代わってイニエスタが入ってきます。
後半で一番印象的だったシーンなんですが、ピケのクリアボールをシャビがライン際ギリギリで生かし、即座に来る背後からのチェックを股抜きでかわし、攻撃へとつなげるシーンがありました。
このプレーには大歓声のカンプノウ。歓声というか感嘆でしょうか。最初は何が起こったか分かりませんでした。なんで入れ替われたの?という感じでしたが、スローで見るとスーパープレーでしたよ。
シャビはホントに視野と技術が変態的ですね。今シーズンもバルセロナの鍵はこのシャビになるのではないでしょうか。
後半のバルセロナは攻めてはいますが、なかなかシュートまではいきません。
バレンシアにも得点の匂いがしますが、このまま試合は動かず1-0でバルセロナが勝利しました。
今日は初めての先発フル出場となったソングについては、まだもう少し時間が必要という感じですね。若干ボールにさわる回数が少ない様な感じがしました。しかし悪いというわけではなく、無難というか堅実にプレーをこなしていましたよ。
今日は個々の動きは光る部分も多かったんですが、上手く連動した崩しは少なく、バルセロナは勝ったものの僕としてはなんだか物足りない試合でした。
セスクには頑張ってもらいたいですね!