Jリーグ1部(J1)川崎は16日、関塚隆監督(49)の辞任を発表した。今季の川崎はリーグ2位、ヤマザキナビスコ・カップ準優勝の成績を残したが、目標だったタイトル獲得を逃した。クラブは契約延長を打診していたが、辞意が固く慰留を断念した。後任は未定。
 関塚監督は2004年に当時2部(J2)の川崎監督に就任し、1年でJ1昇格。昨季途中に体調不良で一時チームを離れたが、この6シーズンで3度のリーグ2位、2度のナビスコ杯準優勝、2度のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)8強の強豪に成長させた。
 関塚監督はクラブを通じ「タイトルを取れなかったことを真摯(しんし)に受け止め(契約延長を)お断りした。サポーターと喜びを分かち合えなかったのが心残り」とコメントした。


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