せっかくＧＷに盛り上がったカープですが、
あっけなく連敗を繰り返し、借金生活を続けています。
足りないものは、はっきりしています。
・若手中心に切り替えたための経験不足。
・ブラウン体制による個人任せの攻撃の手詰まり感。
そして、アタマをひねりたくなる選手起用。
・投手陣の層の薄さと、投手交代の後手後手。
・Ｂクラス続きのため、チーム全体に蔓延している負け癖。
・黒田、佐々岡、２５番が抜けたことによる
チームリーダーの不在。
・チームを引っ張る明るい兄貴分のコーチ、
監督に意見できるコーチの不在などです。
それでも高橋建、ルイスの２人の踏ん張りで
大きな連敗を喫していないことが今の順位を保っています。
阪神戦の北陸シリーズに弱さが凝縮していました。
完勝だった緒戦の９回に金本に４００号を許し、
主役の座を奪われ流れを引き戻されたこと。
好投していた大竹、宮崎がいずれも７回に崩れたのは、
ミスでランナーを貯めてしまい、その時点で
やられるかもしれないという動揺が投手に溢れる。
動揺が激しくなる前に投手交代できずに追いつかれる。
なぜここでこの投手が出るのって投手交代。
代わった投手は１点もやれない状況で精神的に弱く、
ボールを連発し、自ら追い込まれる。
最後は一気にやられて、抑え投手に対してはあきらめムード。
弱い！
キャンプで一体何をやっていたんだ？
それが巨人戦になると、今年の巨人の投手陣の弱さから点が取れる。
高橋建は勝ちきることができるが、
篠田はルーキーだもの。小笠原に四球の時点で交代でしょ？
満塁で出てくるのが決め球のない林。首をひねるしかない。
その後が、調子をおとしているコズロースキー。
このまま終わりかと思った。
が、９回に粘った。
天谷の四球で、クルーンが動揺。
喜田のヒットで１，２塁。でも赤松、東出じゃ苦しいと思いきや、
ダブルスチール。
ブラウン監督が思い切り仕掛けた場面は今季初めて見た。
そして、好調の東出が意地をみせたヒットで同点になった。
こうなれば流れはこっち。
延長で悩める４番の栗原が今季最高の当たりでライトに２ラン。
４番の仕事をやってくれた。このあと１点を追加。
昨日、スタメンを外されたシーボルが誕生日に
一発と長打。永川が締めた。
巨人戦の２連勝。初めてベテラン、若手が一体になって
機動力も生かして勝った気がする。
３連勝すれば、自信にもなるはず。
少しづつ勝者のマインドを身に着けてくれば、
３位争いながら９月まで頑張れる。
クライマックスシリーズに進出して、敵になった２５番を封じる。
これが目標だ。
オリックスとの交流戦。京セラドーム行きまっせ。
一緒に戦うよ。
