しばらく更新しておりませんでした。

皆様には応援していただく身なのにと思いつつ、ひっそりとしていました。

申し訳ありません。


正式な報告はしていませんでしたが、私は二年前の出演を最後に事実上の活動休止をしていました。


そしてこの二年間、新国立演劇研修所の研修生として過ごしておりました。


多くの諸先輩方やお世話になった方々には、「今更研修生?演技は現場で学ぶもんだよ」等々言われました。


現場で!と言われても、やりたいと言ってやれる仕事ではございません。現場で学べることはもちろんたくさんありますが、正直、今の私が現場に出向いて学べることに限界があると感じました。

そしてこの際、今後お芝居を続ける上で、演劇というものにどっぷり浸かってみようと思いました。

日本の国立の演劇研修所とは?と。


この歳で入るのはかなり勇気が入りましたし、三年間無駄にならないか?と何回も悩み、たくさん相談しました。


でも一つ言えることは、決断を意味のあるものにするのは、全て未来の自分です。その時の自分の過ごし方次第で、有意義な時間にできます。

だから、何も無駄になることはないと信じました。

若すぎる頃に入っていたら、何も分からなかったことも、少し経験がある分自分なりに理解し咀嚼しながら、そして、自分の穴埋めをしながら、過ごすことができました。


自分と向き合うのはとても苦しいです。

コロナ禍で私にとって社会にとって演劇が必要かと何回も問い、世間からは、好きなことやって!と言われるでしょう。

ただ、今の私にはもうこれしかできません。

演劇の可能性を信じたいです。

演劇をやる人はみんな人間が好きです。

自分も相手も全て受け入れることから、演劇は始まります。

それで、誰かの何かの支えになれたらと思っています。


新国立劇場演劇研修所では三年次に一般のお客様へ向けて年3回の公演があります。

3公演、真心込めて演じます。

あなたの胸にある柔らかなところに触れられたらと思います。

そこに、私はいます。

よろしくお願い致します。



朗読劇『少年口伝隊一九四五』

(新国立劇場公式サイト)

https://www.nntt.jac.go.jp/play/littleboybigtyphoon/


◆あらすじ

昭和2086日、一発の原子爆弾が広島の上空で炸裂した。 一瞬にして広島は壊滅。このときから、漢字の広島はカタカナのヒロシマになった。 かろうじて生き延びた英彦、正夫、勝利の三人の少年は、やはり運よく助かった花江の口利きで中國新聞社に口伝隊として雇われる。新聞社も原爆で何もかも失ったため、ニュースは口頭で伝えるほかなかったからだ。 三人の少年は、人々にニュースを伝えながら、大人たちの身勝手な論理とこの世界の矛盾に気づいていく。 やがて、敗戦......。そこへ戦後最大級の台風がヒロシマを襲う。


◆期間

85日(木)〜88日(日)


◆劇場

新国立劇場小劇場

京王新線(都営新宿線乗入。京王線は止まりません)「初台駅」中央口直結


◆作

井上ひさし


◆演出

栗山民也


◆出演

安藤百合

笹野美由紀

末永佳央理

土平和加子

日沼りゆ

若林古都美

須藤瑞己

福士永大

神野幹明

(以上 研修生)

小比類巻諒介

上西郷太

宮崎隼人

(以上 修了生)


ギター演奏 宮下祥子


◆料金(10%税込)

A席 2,200

B席 1,650

ジュニア券・学生券 1,000

クラブ・ジ・アトレ会員ほか、各種割引はありません。

ジュニア券はボックスオフィス(電話およびWeb)にて取り扱います。入場時に年齢が確認できる証明書の提示をお願いする場合がございます。

学生券はボックスオフィス(電話)および公演ウェブサイト上フォームにて取り扱います。お引き取りの際には、学生証が必要です。

Z席 1,650円(10%税込)

○Z席は公演当日、朝10:00から新国立劇場Webボックスオフィスおよびセブンイレブンの端末操作により全席先着販売いたします。1人1枚。電話予約不可。


◆タイムスケジュール

85日(木)19:00

86日(金)19:00

87日(土)14:00

88日(日)14:00



ご予約は必ずこちらのメールアドレスかDMからお願いします。(メール推奨)

そしたら松田はめちゃめちゃ喜びます!

k.matsuda.info@gmail.com

・お名前

・公演日時

・予約枚数

・連絡先アドレス(送信メールアドレスと一致、又はDMであれば明記不要)


追ってこちらから返信いたします。


みなさん!お待ちしてます〜