
フェードと刈り上げの違い、分かりますか?
こんにちは、わらっとこです
今回は、ヘアスタイルにおいてよく耳にする「フェード」と「刈り上げ」の違いについて解説していきます。
どちらもサイドや襟足を短くするスタイルですが、一体何が違うのでしょうか?
一緒に見ていきましょう。
1. 刈り上げは「一定の長さ」でカット
まず「刈り上げ」についてです。
刈り上げは、バリカンを用いてサイドや襟足を同じ長さにカットするスタイルです。
例えるならば、庭の芝生を芝刈り機で均一に刈り揃えるようなイメージです。
3mm、6mm、9mmなど、バリカンで設定した長さで、全体的に同じようにカットされます。
2. フェードは「グラデーション」でカット
次に「フェード」についてです。
フェードは、刈り上げを進化させたスタイルと言えます。
バリカンを使って、下から上に向かって徐々に髪の長さを長くしていくことで、自然なグラデーションを作ります。
山の斜面をイメージしてみてください。
下の方は短く、上に行くほど長くなっている様子が想像できるでしょうか。
フェードは、まさにそのようなグラデーションを作っていくカット技法なのです。
3. 違いは「グラデーション」
つまり、フェードと刈り上げの大きな違いは「グラデーションがあるかないか」ということになります。
刈り上げは全体が同じ長さなので、サイドとトップの境目に段差が目立ちやすいという特徴があります。
一方、フェードはグラデーションによって長さが自然に変化していくため、より自然で滑らかな仕上がりになるのです。
4. 様々なフェードスタイル
フェードには、さらにいくつかの種類があります。
グラデーションの始まり方や高さによって、ローフェード、ミドルフェード、ハイフェード、スキンフェードなどに分けられます。
例えば、ローフェードは耳周りなど低い位置からフェードが始まり、ハイフェードは頭頂部近くまでフェードが入るスタイルです。
スキンフェードは、一番短い部分を肌が見えるくらいまで刈り込むスタイルを指します。
5. 具体的な例
具体的な例を挙げると、スポーツ選手がよくしている、サイドが短く刈り込まれているスタイルは、多くの場合「フェード」です。
一方、坊主頭は全体を同じ長さに刈り込んでいるので「刈り上げ」と言えます。
このように、フェードと刈り上げは、グラデーションの有無によって区別されます。
まとめ
今回は「フェード」と「刈り上げ」の違いについて解説しました。
どちらもサイドや襟足を短くするスタイルですが、フェードにはグラデーションがあり、刈り上げにはグラデーションがないという点が大きな違いです。
フェードには、ローフェード、ミドルフェード、ハイフェード、スキンフェードなど、様々な種類があります。
最後までお読みいただき
ありがとうございます
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