うちの家は京都の西陣にある店舗兼住宅の京町家で
この画像のような(画像はうちの家とは関係有りません)
いわゆる棟続きの長屋で、京都の古い町並みではよくあるパターンの家です (・ω・)b
壁は隣の家と共有、屋根もくっ付いていて
屋根の中を通る「梁」も、めちゃめちゃ太い木材がズドーンと何件も貫通して建てられているのが特徴です。
なので「いざ建て替え!」となると、隣とくっ付いてる屋根は切らなアカンわ
隣と共有してる壁は相手の家に譲る形となり
そこから更に条例で空間を空けなければいけない事になっているので、結果として建ぺい率がかなり下がってしまうわ
おまけに切った部分の補修(隣の家の壁や屋根の)も数十万かけてせなアカンわで
なかなか大変なんです (;^_^A
・・・で
今回の話の舞台となる、うちの隣の元喫茶店だった家なんですが
以前この時→● に話題にしていた家で
前の住人が町内会にも告げずに2~3年前に突然引っ越して以降、放置されっ放しになっています (−_−#)
ゴミがポイ捨てされたりするのを掃除したり
酷い時にはチャリンコが乗り捨てされた時→● なんかは警察にうちが通報したりなんかして
それだけでも大概迷惑となっていたのだが
先日、うちの裏に住んでいる町内の方が
「●●はんの隣の家、屋根が落ちてるで!」
と、教えてくれはりました (@_@)
さっそく見に行ってみると
Σ(゚д゚;)
Σ(・ω・;|||
ェエェェエΣ(´д`ノ)ノェェエエエェ
分かりますかね?
元々の古い家をリフォームして、外壁をハリボテ状に綺麗に見せているのだが
その裏側の元々の瓦屋根が崩れ落ちたもんだからアンテナが傾いてるし!
屋根の頂上の部分に本来乗ってるはずの瓦も無くなってるし!!
もちろんこんな状態では雨水は家の中にダダ漏れになっているだろうし
最初に書いていた「梁」なんかもヘタしたら腐ってまうぞ!!
それに屋根が腐って瓦がどんどん抜け落ちていって
それがうちの家の屋根にまで波及したらどうしてくれんねん! (#`皿´)
ちなみにこの家は自分は完全に空き家だと思っていたのだが
上でリンクしたチャリンコの放置があった際に町内会長さんが法務局で調べてみたところ
「現在所有者有り」との事実が判明!
でも町内会長さんはその際
「個人情報保護の事もあるので現在の所有者は教えられません」
「もし隣の家の事で何か有れば私に先ず言ってください」
との何ともお堅いコトを言っていたので
とりあえず町内会長さんの所にこの事を伝えに行って
所有者に何某かの対処をしてもらおうとしたのが今週の月曜日(8月27日)の夕方の話。
だが月曜日の夕方は町内会長さんは留守だったので
そのとき家に居たお子さんに「お家の人が帰ってきたら伝えといて下さい」と言ってその日は帰宅したのだが
だが月曜日は待てど暮らせど町内会長からの連絡は一向に無く
翌火曜日も午前中、何の連絡も無かったので
イラチの自分は区役所へ電話を入れてみる事にしましたよ (゙ `-´)/
ちなみに昨今の京都は居住者の居ない古い家が、屋根が抜け落ちたり、倒壊したりする事案が増えていて
その対策として各区役所に専門の課が出来ているのだが
火曜日の昼前に電話をしたところ「直ぐに行きます!」と頼もしい言葉が返ってきて
昼過ぎには若い職員さんが、クソ熱い中チャリンコを汗だくで漕いでやって来てくれはりましたよ (*´ω`*)
ほんで一緒に現場を見てもらったのだが
「これは想像以上に酷いですね ∑(-x-;)」
と驚いてはって
写真を撮ったあと、自分と一緒に町内会長さんの自宅へGO。
町内会長さん宅は今回は奥さんが在宅で
旦那さんへ連絡をしてもらうのを約束してもらって(ちなみに子供さんからは何も聞いていない様子でしたよ (-""-;))
自分たちは町内会長さん宅を後にする事に。
で、もう一度区役所の職員さんとアレコレ相談した結果
「役所の方でも所有者を調べて連絡を取ります」
「もちろん屋根は目視しただけでも修理する必要が有りと判断」
「隣の家にも被害が出る可能性が往々に有るということを伝えます」
って事を約束して頂いて火曜日は一旦解散となりました。
ところが金曜日!
信じられないようなコトを耳にする事となる!!
すいません
思いのほか長くなってしまったので次回に続きます ヽ(;´ω`)ノ