MS-09R  リック・ドム
登場作品『機動戦士ガンダム』

MS-09ドムの宇宙仕様機。
ジオン軍は一週間戦争やルウム戦役で多数のパイロットともにザクを喪失したことや、地上降下に伴って多数のザクを同地に回したことから、ジオン宇宙軍の戦力不足を埋めるためにドズル・ザビが申請し、開発が始動した。ザクII F型の後継機開発が遅延していたことから、完成したばかりのドムを改修して2か月で開発された。

RX-78の情報が入ってきたことから持ち上がった次期主力空間戦闘用MSの一種とされており、その際には本機のほか、高機動型ザクII(R-2型)、MS-14、MS-15とともにプランが提出された。一方、RX-78の登場後はジオン宇宙軍の要望にビーム兵器の採用が加わったため、次期主力開発MSのスケジュールは先送りされ、生産性の高い本機が導入されることとなる。その過程でジオニック社の高機動型ザクII(R-2型)とは競合したものの、ツィマット社の本機はドムの装備を宇宙用に変更するだけで完成するため、その生産性を含めたトータルスペックで採用を勝ち得ている。

ドムからは主に脚部や腰部のバーニアが強化されているものの、外観上の差はほとんどない。宇宙用MSとして、暫定的な主力機として活躍した。

 

 

 

 


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