前回からの続きよ。
いま一番やりたいわね。
「即興演劇」
精神科医からストップがかかっている演劇。
実を言うと、演劇全体にはあまり興味がない。
と言うか
嫌いだわ。
趣味で演劇やってますって言うのは、実は恥ずかしいわ。
私は趣味のジャンルで演劇は、私の中で『恥ずかしい趣味』のトップクラスだと思っているの。
でも不思議と歳を取ってから「趣味で演劇してます」って言うと「良い趣味ねぇ」と言えるような気もするわ。
それはさておき
先生のことばは
「演劇は君にとって鬼門だよ」
「君は山に登って、うるしにかぶれたんだ。またそのうるしの山に登っちゃダメだよ」
この先生の二つの言葉が、頭の中をくるくるとまわっているわ。
自分の枠を超えようとして即興を始めた。
自分の枠を超えたら、自分の器が壊れた。
この歳になって、器が壊れたら直すの大変なんですってよ、奥さん。
もう、いやねぇ。。
・・・・・・・・・
きっと先生は私がまた演劇を始めたら、自分の中でどんどん突き詰めて行くのがわかっているのもあるから
「まだまだ、まだまだだよ。演劇じゃなくて俳句の山なら登っていいよ」
と言うわ。
自分の枠を超えたら病気になる。
先生は「芸術に触れていくから、『変』な人になっていくんだ。みんなもともとは普通なんだよ」と言ったわ。
私はその『変』になる要素がたっぷりなのよね。きっと。
私は自分の枠から少しはみ出して、私は『変』かもしれないけど、まわりと面白い関わり合いを楽しみたいわ。
それだけの為の即興演劇なのに
見学だけで一年以上経ってしまったわ。
「声」「種」全てがざわざわするときがあるの。
この二つの動きが、人と関わったとき
みんなの想像しているものとは違う、楽しい事になって行くには、いつでもどんなときでも私は笑って生きて行かねばならないわね。
潜在意識の奥に、『楽しくて面白いことをしたいわたし』が潜んでいることを、私しか知らないのだから。
医者の言うことを聞いて、今はじっと見学のみよ。
医者に止められていて、先生との話を師匠のワタリーと、ともガチのペコに話したら
「いい先生だねぇ」
と声をそろえて言ったわ。
人の気も知らんで。。。。。。。。
むっ。。。。。。。。。。。。。。。。。
きちんと出来るようになるまで、私は白目をむいて、頭に八の字を描いた蠅をぶんぶんと飛ばせながら、たくさんの人の即興演劇している姿を見ていこうと思うわ。
これから私が登りたい山は、うるしがもっとあるかもしれないわね。
これからはかぶれないように、心を強くしてゆかねばだわ。
私も変わってゆかねばならないわ。
『変』なのはもともとよ。
いつか、私の思っていることを理解してくれる人が現れるといいわね。
これはとても危険な事なのかしら?
そう
即興演劇、いつか出来ると良いわね。
ゆきおとノブ。
