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「ダプネ」
ギリシャ神話ね。


アポロンとダプネの話


 アポロンはギリシア理想の青年像といわれているだけあって、芸術、医術、狩猟の神として、また太陽神としても 知られていた。一方で残酷な面があり、敵にまわすと恐ろしい報復が待ち受けている。 有名な「王様の耳はロバの耳」の話は、ミダス王がアポロンよりも牧神パンのほうが笛がうまい、 といったことに憤慨して、ミダス王の耳をロバの耳にした。
 そんな美男子アポロンにはたくさんの恋愛の物語があったが、中でも川の神の娘、 ダプネとの恋愛は悲しいものであった。ある日アポロンにからかわれた愛の神エロスは、怒って アポロンに“恋する黄金の矢”を、ダプネに“嫌いになる鉛の矢”を放った。 すると、悲しいことにアポロンがダプネを好きになればなるほど、ダプネは嫌がって逃げる。 そんなダプネも体力が限界になり、ついにアポロンにつかまってしまった。 そのとき彼女は父親に助けを求め、父は娘を月桂樹にしてしまった。 瞬く間に彼女の髪の毛は葉っぱに、両腕は枝に、体は樹皮に覆われていった。 アポロンは悲しみに明け暮れた。彼はダプネのことを忘れられず、月桂樹で冠を作ってずっと身につけた。



と、言うお話なの。

ギリシアの理想の青年像とあれば、相当モテただろうに。

どんなにモテたって、好きな人に好かれなきゃ、全く意味がない訳よ。


好きになった人とちゃあんと付き合う。


好きになった人とうまく行かなかったら、アポロンがつけた冠の月桂樹の代わりに、私は心の強さを持とうじゃないか。



そうすればきっといつか、愛の神エロスが互いに黄金の矢を撃ってくれるわ。



そう思ってこれから、ちゃあんと人を好きにならなきゃだわ。