草間彌生の絵
私がかかっている病院と先生をインターネットで検索すると、必ず出てくる名前。
ま。
私の病気はその手の病気って訳だわね。
彼女は統合失調症で幻覚や幻聴の恐怖から逃れるために、水玉(ドット)の絵を書き続けた。
ほんと、耳なし芳一みたい。
絵のことはわからないけれど、実在しないものが見える聞こえる何かが、彼女にとって、とっても近かったんだなと絵を見て感じるわ。
そう幻聴といえば。
幻聴はまだまだある私。
怖くはないけど。
最近では娘たちの事を考えて、横になっていると
「私もほしいわ、こども」
と耳元でよく聞こえてくるわ。
最近よく言われるのよね。
怖くはないけど、聞いたあとは全身の毛穴が立つわ。
見たことがない幻覚。
でも実は一度だけ見たことがあるの。
朝に白い袈裟を着た、シワシワじーさんを見たわ。
「これが幻覚かー!」
ってちょっと感動した。
統合失調症は決して珍しく無い病気。
病気を否定して、薬漬けになるくらいなら、見えたもの感じたもの全部書き留めてみると、自分の中にはびっくりするくらいの、想像力がたっぷんたっぷんにたまってる事がわかるはず。
実在しないものを、リアルに感じる病気。
普通の人じゃ味わえないことなのよね。
お得な感じだわ。
怖がる必要は無いわ。
だって霊は何もしないわよ。
人間の方がよっぽど怖いわ。
私はそう思うのよね。
統合失調症にもいろいろあって、そんな余裕な事を言っていられないくらいの人も、いるかもしれないけれど。
私なんて幻聴が発展して声になってるから相当よ。
先生には院内で一位、二位を争うくらいひどいと言われたわ。
病気自慢よ。
でもね。
自分を発揮出来る場所を見つけて
突き抜ける!
病気と天才の紙一重。
草間彌生ほどは突き抜けられないと思うわ。
見た目からして。
私はもうちょっと普通寄りがいいわね。
社会で生き抜くのも大事だけど、たっぷんたっぷんになった自分を
ぴゅーっっと
放出する場所みつけるわ。
自由から
突き抜けるへ。
いつか行くわよ。
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