わぉーん。


「負けるが勝ち」


今は暗闇の中で


わぉーん。



白衣を着た悪魔の後ろに
「さらにゆっくりの神さま」と「甘えん坊の神さま」現る。


とにかく私は精神医学的に
「ひどい」らしい。


自分の感情を出そうとして溢れて、たくさんありすぎて自分の器が壊れたようだ。



どどどーんと。
ん?ぱちーんか?


それは分かっていたさ。


とにかく私の問題は男性観らしい。
「世の中、あなたの今までの人生で知ったような男性ばかりじゃないよ」だとか。


そうかね。
私は今までのトラウマを乗り越えようとして、気がつけば最悪な方向に私の歴史は変わったさ。



「自分に誇りをもって、今度はちゃんとした感情で向き合えるようにならないと」



そう何度も何度も言われて


パブロフの犬はベルを鳴らすとよだれをダラダラ垂らすのは、もういい加減嫌なんだと思ってるよ。


なんて思う私。



このまま行けば、先生の言うとおり


全てを忘れてしまって、ベルが鳴るとまたよだれを垂らしてしまうのかな。


そうならないために
「自分に誇りを持つ」のかな。


若い頃観た映画の中のセリフで

「もし君が誰かに触れられたとしも、それが君が嫌だと思ったのなら、それは誰にも触れられなかったんだよ」


若い頃、そんなセリフを何度も思い出していた事を思い出した。


きっと言葉も、嫌だと思うような悪意のある言葉だとしたら、それはきっと誰も何も言ってないんだ。



感情が溢れて壊れてしまった器はきっと自分に誇りを持つことで、自分を取り戻し新しい強い強い丈夫な器に変わる。


今までの事もすっぽりはいるような、そんな器。
たくさんの感情はもう前から分かっていたさ。

そのたくさんの感情も入るような器。


「大丈夫治るよ。治そうね」と優しい薬を、そっとそっと出す先生に、今は私の器を治してもらわなきゃならない。


暗闇の中で傷だらけの遠吠えは、どんな声なのか分からないけれど


わぉーん。
わぉーん。


誇り高い声に変わるまで


わぉーん。