不精庵のHP

昔たれ植ゑやおきなんあした草あした夕べのけぶりたてよと。
えーたば、やあたば(やーたば)、やたば。
なぜあした葉と言うのでしょうか?名前の由来は?八丈島の特産品になって久しいですが、やはり自然に生えたものが味もいいし栄養価も高い。
とても丈夫な草で乾燥にも、塩分にも強く便利な食材です。
いつ頃からでしょうか、紹介パンフレットや、その他情報誌などには今日摘んでも明日には芽を出すから明日葉というと説明されている。
話はそれますが昔から良い畑のことをエータジョというのですが明日葉がたくさんとれる畑という意味です。
明日葉は三年で薹に立つ。
そのトウニタツ寸前の明日葉の根を掘ってよく洗いふかして、細かくして搗くのです。
それを食べるのですが餅のように粘ってとても旨い。
葉は明日に食べるために取っておくのです。
葉は水に漬けておくと、とても長い間元気にしていてくれます。
根を先に食べて葉は明日以降に食べるので明日葉という。