最近、日帰り旅しか難しく
有り難いことに、事情が許され
急遽、東京へ前乗りした
(次の日はイベント)
 
諸々、トントンと進んで
久々に松濤美術館の「中原淳一111年」
でも行こうかなーと思いながら
 
新幹線に乗って直に
「大甕神社」というワードがキタ
春に、大甕神社→静神社へ行く気満々
だったけど、行けなくなってしまい
行きたい神社トップだったのに
 
全くもって失念してて
大甕神社!!( ゚д゚)ハッ!ごめん、忘れてた
 
ということで荷物をホテルへ預け
茨城県の大甕へGO!
 
何となく少し涼しい気もした大甕 
タクシーが降ろしてくれた鳥居といい
この神社は…
 
名古屋市にある星宮社と同じだー!!
ってびっくりした
地形も、高低差の違いはあれど
めちゃ似てて
双方とても縁が深いのだろう

何とも言えない守られてる空気感といい
ああ、何だか懐かし気持ちになる場所
 
 
祀られてる神は、同じ
香香背男(天津甕星あまつみかぼし、とも)
 
名古屋は、旧国名で尾張国
この土地の祖神を辿ると天橋立にある
籠神社の海部氏(あまべうじ)や
太陽神ニギハヤヒにも交差する 
 
 
星と太陽は、全く違うんでは?
ともなるけれど、海洋民族であり
ニギハヤヒと同じ磐船で日本へ来たとか 
来なかったとか
 
 
しかし、噂にまさる崖っぷちを登り
高所恐怖症なワテクシは
もう、ミッションだという気持ちだけで
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
 
登りましたよ…(泣)
特に下りなんて、へっぴり腰
山って下山の方が負荷多いんだよね
 
ビーサンで昇降してる兄さんいたけど
どゆこと?!(笑)
 
 
気持ちの良い場所だったけど
本当に((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル
命綱まであるよ(笑)
 
 
映画「倭文」
大甕の甕は子宮の意味があるらしく
監督は、大甕神社の祀神の天香香背男を
女性神として描いてた
 
天香香背男(アマノカガセオ)は
星の神
唯一の統制勢力に反抗
というか、従わなかった神
悪神(ルシファー)だなんて
レッテル貼られて
(この物語を制作した側の意図で)
とんでもない!
 
 
海洋民族の星であり
いにしえの日本へ辿り着いた星でもあった
海洋民族は、航海の方向である目印として

甕星=金星をしるしにした
金星、北極星、北斗七星とかの
他の星になったり
 
 
武力最強な神も制することができず
にも関わらず
織物の神である建葉槌命(タケハヅチ)が
天香香背男を布でもって征した
 
この布が聖なる布である
「倭文」しづり=樫の木だったと読み取れて
この映画の古代からの布を探る内容となってる
 
布で星の神と、仲間?である
星々の神々をも捕えたとするならば…

それは
網(縦横糸)で捕えたと解釈する人もいる
個人的には、神々しく光る神聖なる布に
魅かれ、布に吸引されるか如く
それは、地上から遥か遠い銀河のような
輝きを放つ布ではなかったか?
 
天香香背男、そして他の星々が
神々しく光輝く
星のような布に集まり
布に絡め捕らえられたのかもしれない
なんて、想いを馳せるのでした
 
このように想定するならば
わたし自身、この星々のように
現代の布に魅かれ吸引されている
ひとつの星なんだなと思って
 
ちょうど星に纏わる神話
織姫と彦星が天の川で出会うように
 
織姫は、世界中の女性たちが
古来から織を植物から取った糸で紡いでいて
 
糸は人と人とのご縁にも例えられて
 
こんなに古代世界からの布に纏わる神話から
ファッション及び布生地に非常に魅かれ
関心を持ち続けるのも
 
さもありなん
なんて思うのでした
 
これを読んでくださってる
ファッションや布に魅かれてるあなたも
星のお一人かもしれません☆
 
帰りの車窓(無事に特急に乗れたw)
ふと、窓に目をやると

はてしない物語
ネバーエンディングストーリーの
ファルコン(まさに)の
長くて雄大な雲がついてきた
 
そうだね、肉体がなくなったとしても
魂は、永遠
ネバーエンディングを紡ぐんだ
 
ただ、ただまだまだ肉体という物質が愛おしくて
別れ難い
 
TOMMY☆
 
※なぜか、写真が全てはうまくUPできず文章のみだけで
ご容赦を