今回、阿波の地理的な内容となりました

 

 

とは言え

一度、チラッと徳島市内を訪問した程度で

一般的イメージしかなかった

 

阿波踊り

鳴門UZU

すだち

徳島ラーメン

 

 

現在の徳島県、という地名になったのは

戦国時代、豊臣の家臣蜂須賀氏が

治めることとなり

 

吉野川(一級河川)の中洲もある地形から

「徳」という縁起を担いだそう

徳川と関連するかと思ったw

 

 

阿波の山側をソラと呼んでいたそうで

「高天原(タカマガハラ)」の舞台とされる

 

古事記・日本書紀に記述されている場所

阿波がピタピタに合致する

というのを知り、驚いたのは

当シリーズ①にも記載した

 

 

現在の島根県にある出雲大社のネーミングは

明治時代改変されたが

元々は杵築大社(きづきたいしゃ)だった

 

この近代初期に、国内では大掛かりな

「日本近代化」のための大編成が行われたというのもポイント

革命によって明治政府が誕生したからね

 

 

日本の大きなターニングポイントが、明治時代

 

 

先に記載した吉野川の中洲にあった

宮島八幡宮(浮島八幡宮とも)が、明治時代爆破されている...

神社を爆破って、かなり衝撃的な内容で

一体、誰が何のために?

 

 

大きな河川の中洲であるから危険ということで

住民が、治水工事を理由に移住(退去)させられ

一緒に神社も爆破されたとか

 

 

この神社が

阿波忌部の祖神「天日鷲命」を祭祀されていたという点

それも、場所が善入寺島と呼ばれていた

粟(阿波)という名前の由来である土地

というのも意味深、と感じるのは筆者だけだろうか

 

 

各時代、時の勢力者によって歴史が構築されてきた

つまり、勝者の歴史で”いかにもソレが真実”の程を相し

となっているのだけれど(勿論、事実も含まれているが)

 

敗者(とも言い切れないのだけれど)

つまり別視点からも

歴史を紐解くのも必要なんだろうなぁ

って、歴史学者でもマニアでもないんだがw

古代史を通して、感じ知ることができて良かった点でもある

 

だから

神社を調べる時に「式内社」かどうか

っていうのをベースにした方が良いようです

 

 

阿波には

天叢雲命(アマノムラクモノミコト:愛知県に関連する草薙剣)に関する事項もあって

少し話が逸れるが

村雲、天雲etc"雲"がつく苗字の方が多いらしい

 

雲=ソラで阿波の山側のことを指していて

 

「出雲」は、雲=ソラ(阿波)を出るということで

阿波から出たとか、と考察されている方もいる

 

 

ソラ地域には

天岩戸伝説の原始的な神社

ここ畏敬の念を画像からさえも抱く雰囲気

 

阿波古事記研究の三村氏が、面白いことを話されてた

 

阿波踊り

天の岩戸伝説で、天照大神を引き出すために笑い者となるくらい

女性器を晒してまで、まる踊りで踊り狂った

天之鈿女命(アメノウズメノミコト)の踊りから

 

踊る阿呆に見る阿呆

となったと

筆者、オンナだが男踊りを現地で踴るのが夢の1つ

阿呆って、関西って感じだね

ここで馬鹿にしているではなく、突き抜けろっていう愛情込めた意だと思う

 

 

 

大嘗祭に欠かせない三木家

 

 

吉野川は、奈良県の吉野川しか知らなかったが

阿波に吉野川があって

 

阿波を日本の起点として

阿波から吉野(奈良県)へ中央主権を移遷したとするなら

同じ名前を与えたのでは?なんて自然に納得してしまう

 

吉野川は、美しいブルーだそうで

阿波”翡翠”もあるみたい

奴奈川姫の話も阿波にあると聞いたが

”阿波の翡翠”について、個人的に疑問がある

(彼女のご両親を祀る神社はあるんだけれど)

 

もとい

阿波から吉野へ移住した人々が

故郷を想って似た地形を選び名を与えたとか

 

遺跡古墳群も奈良県よりも徳島県の方が古いというのも

密かに色々と埋もれてそうと思う

 

 

 四国の巡礼地一番札所

始点が阿波なのも、何か意味がある?

 

 

 

世界的にも類稀な

中央構造線が阿波にも通っているのも

色々と結びつけたくなるねw

(新潟県の糸魚川市からのフォッサマグナ然り)

 

 

「式内社」に記載されている神社の

阿波にある数に驚く

 

 

長野県にある諏訪神社や、出雲大社も阿波が元社とか

 

ちなみに

神社名に「坐」と記載があるのは、分霊されてココにいるよー

という意味と知って

 

となると、改めて全国出張というか

この漢字を入れてなくても

分霊した神社が多いのだろうなぁ

 

何か薄まる(ご利益とか有名無名とか)、ではないのでなく

土地土地でまた造っていったのだろうと個人的に思う

 

パラレル存在っていう海部氏のお話にもあるように

 

(となると、【もしも】阿波國が始点ならば

めちゃめちゃ容認した寛容な受容力なんじゃ?なんて思うと共に

あまり声高に言えない、言ったとて消されてきたってのは

教科書的な歴史が変わってしまうし、弊害が大き過ぎるからか

 

あくまで創成期だけだとしても

その後の遷移した先々で勢いと中央都合が増し増しとなったとか

それだけ阿波は、忘れられて消された歴史があるんでは

とか思うのでした

 

 

エンタメ的な神社、って言ったら世俗的な表現となるが

神様メンバー盛り上げ隊的に(笑)

実際、ある意味でリゾート化されていった

(その処で祈ったり詣でたり筆者はじめとする多くの人々がしてきた訳で

それは広く遍く知る為に、そしてその土地を尊重するという意味でも意義はある)

 

 

元社がエライとか、ではないけれど

真実を知るって必要なのかな、とは思う

だから、筆者の独断と偏愛アンテナ

に引っかかった阿波

こうして綴っているのです

 

 

次回こそ、阿波忌部の続きを!

 

写真もそこそこの

文字だけの色気なし記事

お読みくださり、ありがとうございます

 

このシリーズ最後に、参考にさせていただいた

出元リンクを貼る予定です