最近『ナイルパーチの女子会』という本を読みました
なんの気なしに手にとった本でしたが、
色々とささる話でした。
主人公は二人いるのですが、栄利子の心情や行動に思い当たることがあって、極端に描かれてはいるものの、栄利子のイタい、恥ずかしい部分が自分にも昔あったなと感じました…
社会人になってからは同性との距離感のとり方がなんとなく分かってきて、昔よりはマシになったとは思うけど、「相手を自分の型にハメる」は今でも正直あるなと思った。
こうあるべきが強くて、思い描いていた言葉の返しや行動がなきゃ「なんで?」ってなることがあるし、表面にはださないけど不満に感じてしまう…。
栄利子は自分の行動や言動に疑問を感じつつもなんだかんだ理由をつけて、私は正しい、間違ってない!と自分を省みることを一切しない。
時には自分を肯定するのは必要だけど、省みるって大事…と思わされました
以上、長々と感想書いてしまいました〜
興味があればぜひ読んでみてください
『ナイルパーチの女子会』著者:柚木麻子
〈あらすじ〉
商社で働く志村栄利子は愛読していた主婦ブロガーの丸尾翔子と出会い意気投合。だが他人との距離感をうまくつかめない彼女をやがて翔子は拒否。異様に栄利子に執着される翔子も実家に問題を抱えていてー。