私の趣味は、絵を描くことのほかに、「読書」「囲碁」がある。
囲碁の腕前はというと、アマチュア初段程度だと思う、というのも人間相手に対局したのは10年も前に会社の社員旅行の時ぐらいで、もっぱらインターネット対局である。

若いころ住んでいた大阪では、囲碁や将棋に変に自信があり、ツッパッテいた。
松山では見たことがないが、大阪では「大道将棋」と言われる店(と言っても道端)があり、東京でも新橋には、沢山でていた。
サッサと台を組み立て、その上に3尺四方の板に9路の将棋盤が書かれており、余白には景品のマイルドセブンを積上げ、その後ろに、「将棋指南」の札と「教授料一手百円也」の札があるが、小さく見にくく、気づかない。
「男は度胸、女は愛嬌、坊さんお経で、漬物らっきょう」、などといいながら、「詰みそうでなかなか詰まない」、詰将棋を並べ、カモを待っている。

若いころ、その「大道将棋」のカモになったんよ!
簡単そうだったが、詰まなかった。
指南料は動かしたコマの数、手数により計算される、問題は自分が指した手だけでなく、相手の手数も含まれる。詰ますことが出来ても、マイルドセブン2箱であった。
そこで、30数手と40数手で、7,000円ほど払った。
その時代の給料2万5,000円程度に比較すると、ショックである。
終わってみると、周りには、やくざに囲まれ、逃げられない。
あれからは、懲りて、そのような類には手を出さない。

そのような内容の推理小説がある。
「内田康夫」先生の「王将たちの謝肉祭」である、いつもなら「浅見光彦」名探偵がでて、旅情サスペンスが展開するがこの小説にはでてこない。
 内容は、美少女棋士の今井香子が主人公で、父親が大道将棋指しである、ある日、店を出していると青年がやってきた。
蟻地獄と言われる作で絶対に詰まされることはない詰将棋(55手詰)であり、「丹波竜鬼」の自信の作である。
1手1万円で挑まれ、引くに引けない、父親「今井清堂」は負けてしまう。
負けは43万円であるが、青年はそのお金はいらない、そのかわり ・・・・と言われ、事件に巻き込まれてしまう。

その続きは、小説を読んで ・・・・・・ ネ