僕は、今の所、無名の趣味人です。
自分が描きたい絵を描いて、食べたいものを作って
部屋に飾りたい雑貨を作って自由です。
でも、これが有名人、人気作家だとこうはいきません。
例えば「車輪の下」で有名なヘッセ先輩は、
毎日届く郵便物の対応にうんざりしていた時期もあったようです。
出版社の校正はもちろん、中には誹謗中傷の手紙とかあったり
なかなか心穏やかではなかったようです。
ある日、たまたま滞在してたホテルでのこと
いっさい郵便物が届かないことに
ありがたさの一つを感じたことがありました。
「自分の気の向くまま考えたいことを考え、
想像できるとはあらゆる点でなんと有益で
なんと気持ちのよいことだろう!-」と。
これは、今、活躍している芸能人、セレブ、スポーツ選手にも
同じことが言えるのではないでしょうか。
いつも人目にさらされて、
世間が求める対応や結果が得られないと、
手のひらを返したようにバッシングをうける。
ありのままの自分でいられない。
人の期待に応えるということは相当なプレッシャーがかかります。
そういう意味で人目につかないで
マイペースでやりたいことができるのは
すごく幸せなんだなあと思います。
世間の喜びのために自分を犠牲にすることなく
自分の喜びのためだけにやったのが
いつの間にか世間の喜びになる。
それが理想なんじゃないでしょうか。
こつこつ自分をかみしめながら、作品作りをする。
一番のファンである自分のために。
これができるのは無名だからこそ。
みんな素の自分で生きられるといいですね。
お読みいただきありがとうございました。
