パソコン内で使用するファイルには、それぞれファイル形式ごとに「拡張子」(かくちょうし)というものが付けられています。
例えば、動画ファイルの場合には、「.avi」や「.mp4」といった拡張子が付けられていて、オーディオファイルの場合には、「.wav」や「.mp3」といった拡張子が付けられています。
拡張子と言うのは、そのファイルが何のデータを扱っているファイルなのかをパソコンに識別させるために、ファイル名の最後に付けられる識別子です。
圧縮ファイルにも拡張子が付けられていて、圧縮形式に応じた拡張子が付けられます。
一般的に用いられるのはZIP(ジップ)
一般的に用いられる圧縮ファイルは、「.zip」という拡張子となっています。
「.zip」という拡張子は、「ZIP形式で圧縮したファイルです。」という事を表しています。
ですので、「.zip」という拡張子の圧縮ファイルを解凍、または展開させるには、「.zip」という圧縮形式を解凍する事が出来る解凍ソフトを利用する事になります。
無料の解凍ソフト「Lhaplus」(ラプラス)や「7-Zip」(セブンジップ)では、「.zip」の圧縮ファイルだけでなく、「.rar」や「.gz」といった少し特殊な圧縮ファイルの形式であっても解凍する事が出来ます。
ですので、とりあえず、この2種類の解凍ソフトをインストールしておけば、インターネット上で配布されている圧縮ファイルは、ほぼ全て解凍する事が出来ると思います。