テープや糊、カッター、ハサミ等の用具不要。折り紙1枚で封筒作成。

 

 

 

[わずかに切れ込みを入れる折り紙封筒]

 

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理にかなっている折り方で出来栄えが美しい。

模様のある紙で折ったほうが綺麗。

もともとはお年玉袋のような用途に薦められているものらしいです。

四角形の紙さえあればいつでも即席。

 

奇術用封筒では『ちょうどいい封筒がなかなか・・・みあたらない』という宣伝で多数販売されていました。

トランプ1枚、名刺1枚ちょうど入る封筒はたしかになかなかない。

予言マジックグッズ付属の封筒が他の手品にも使いまわしできて、タイベックという『丈夫で湿度に強い紙』がよく使われています。実際にはマスクのような布。

 

しかしアイデア料を含むとはいえ高価なものです。1枚500円でも当たり前のようにw

 

実際には封筒を使うとマジシャン側にとって都合のいいことが沢山ありますから、二重の入り口があるようなギミック封筒、こういった仕掛けを作らずとも重宝するものです。

 

単純にトランプ1枚を入れるサイズの奇術封筒は、安価なものを購入すると透けて中が見えてしまうものもあります。

フォーサイト社グッズの付属封筒は大きさも色も厚みも丁度よく、これを自作することは意外に難しいものでした。

 

とあるプロマジシャンの方が『折るだけで作る封筒レクチャー』をなさり、興味深く観たものです。

 

(Youtube等ネットで知ったライフハックには助かっています。ネクタイの素早い結び方、ゴミ袋の口をしっかり結ぶ裏ワザ、百均ダブルクリップの活用法などが日常使い勝手の良いものでした。)

 

 

・メンタリスト封筒 ディサイファーについて

 

透視の瞬間 

 

 

映像を見る限りでは「これでいつ盗み見できたのか」わからないものです。

確かに不思議。

しかしいざ奇術パフォーマンスに使うとなると、様々な壁が頭をよぎるものw

 

直接「当てる」「透視する」という演技には敢えて使わないほうがいいと思います。どれだけ自然に素早く見すかして見事に当てても「いつかどこかで覗き見たに違いない」と身も蓋もないコメントしか言われないw パフォーマンスに対する風情とかロマンとか夢とかドラマチックさとか情緒などは、プロが演じる芸事、映画・舞台演技・遊園地・アニメなどには期待しますがマジックには少数派しか感じてはくれません。

 

カード予言のもっともよくない例とされているものが、『メモを置き、トランプ1枚を引かせてからメモを公開すると一致している』というダイレクトな演技です。たぶん「どうやってもそうなるんだろう」と思われて終わりということでしょうか。

 

私の理想は「1部、あるいは半分ぐらいトリックがわかったような気がする。にしても不思議」と相手が自然に感じてくれる手順。

「全然わからん」で終わるとへそを曲げる客が多かったような・・・w

 

粋な部分を魅せるのが奇術。

「そうきたか!」のように思ってくれたら吉。

 

 

 

封筒で魔法のような現象・タイベックヒンバーエンベロープ