何に対しても興味薄くなることで趣味から離れてしまうことがあります。
趣味は、感動したり胸に染みる感覚があったり、良い感情が動いたときに生まれるもので、年月を経てそれらの心地よさが消えていくにしたがい、趣味がひとつずつ「自分に必要ないのではないか」と退屈さを感じた時に生きがいだったこと(趣味)から遠ざかってしまう生活になりがちです。離れることでまた興味がわく時期を待つわけですが、離れっぱなしということもあります。
得意だったり「上手だ」と褒められるようなことがそのまま趣味になるわけではありません。趣味と特技は分けられているものです。本人が楽しいと感じたなら、ほぼ全て趣味です。
無趣味になると暇を持て余し、人生の意味が分からなくなることもあります。毎日が退屈なことの繰り返しであれば、生きている価値に疑問を感じても無理はありません。時間の無駄遣いのように感じてしまう。
高齢者はお金を使わなくなるという論を読み解くと、興味がなくなってあらゆるものを欲しなくなるからだそうです。一理あるとは思いますが寂しいことです。
退屈な日の繰り返し。
そうなると人間は弱くなり、暇をつぶすために『手っ取り早くて、ラクで、幸福なこと』に逃げます。その代表的なものが過食・過眠・衝動買いなどの浪費癖。
退屈で眠くなり、間食が習慣になり、お菓子を買い過ぎてスマホを眺めながら食べて寝る。それでいてそれほど楽しくもない。(お金があって、食べるものが心底美味しく感じ、スマホ時間が本当に楽しいのであれば問題ありません。それは立派な趣味です)
愛煙家に聞くと「タバコ吸う時間だけが幸せ」という意見がやっぱり多いです。お酒(晩酌)と同様に、それが生きがいで「度を越さず、人に迷惑をかけない」という条件さえ守っていれば、これも問題はありません。問題視すべきは体を壊すほど依存してしまうことです。
私は昨夏の猛暑で水分補給が癖になっていました。無意識に水を飲んでいます。
塩分も大事ですので経口補水液を用意し、そのストックがなくなるとゼロキロカロリーを謳ったスポーツドリンクを箱買いしました。経口補水液は高価で(500ミリ188円ぐらい)経済的に苦しくなる前に、似た味のゼロキロカロリードリンク(500ミリ60円)に切り替えたわけです。のちにスポーツドリンクパウダーの手軽さに完全依存してしまうことに。
(経口補水液パウダー500ミリ用57円。スポーツドリンクパウダー500ミリ用37円)
真冬も手放せなくなり、「チョコレートを食べるよりはいいだろう」と軽く考えていました。実際には真のゼロキロカロリーではなく、糖分が血液中に蓄積するのを防ぐために頻尿症状が現れ、さらに貧血にもなるというペットボトル症候群の典型。これを改善する(やめる)のはけっこうな努力が必要でした。
まず目の前にペットボトルを置かないという習慣にし、買わないように通販サイトから離れました。スーパーに行ってもその商品棚には行かない。
ただし、口寂しいからか糖質の欲しさからか、炭水化物多めの食事に変わっていってしまいます。チョコレート→スポーツドリンク→コメ。代わりを欲してしまう自分の弱さ。
無洗米が以前よりも買いやすい価格に感じ、炊飯に対して面倒くささが無くなって(真冬の水は冷たいので米研ぎしないのは助かります)ご飯が多くなってしまいます。1日1食だった自分がきっちり3食。
カレーのような味の濃いものをやめて大豆製品中心に。納豆は腸活にも優秀。
しばらくはこれで充分満足だったのですが、1日1キロメートル歩く習慣で体重減少と同時に喉の渇きがつらく、低脂肪牛乳の消費量が増えてしまい・・・。お菓子感覚で牛乳を飲むのも度を過ぎると良くはないです。(1日1.5リットル飲んでもなぜか下痢せず便秘気味で、豆乳に変えて多少は改善。)
1日1.5リットルの乳飲料は何であれ「そんなに飲める?」と感じるでしょうが、500ミリペットボトルの癖が抜けず、食後に250ミリの牛乳&同量の豆乳がスッと入って胃もたれもしないので、500ミリ×3回で1日1.5リットル。
胃もたれするのはもち米でした。食物繊維が豊富。
しかしこれは食が進みません。腹持ちがいいのは当然のことながら、苦味を感じるため幼いころから好きになれませんでした。
梅カツオ風味の納豆があるのですが、通常の納豆だと思って食べると舌がびっくりしますw
かつて水曜日のダウンタウンで『ジャガイモ、カット次第でほぼリンゴ説』という企画がありました。見た目がリンゴだと舌がリンゴを受け入れる態勢になり、そこへ味の異なるジャガイモが入ってくるわけですから思わず吐き出してしまいます。『大根、カット次第でほぼ梨説』も同様w
昨年はザ・マミイ酒井さんとダイアン津田さん、みなみかわさんが大活躍!
今年はデニス植野行雄さんが再ブレイクしそうですw
千鳥、小峠さん、春日俊彰さん、バカリズム、麒麟川島さん、三四郎小宮さんは水ダウアンテナが常に立っていて、もうターゲットにしにくいのでしょう。
いろいろ問題視される番組ですが、令和のコンプライアンスに真っ向勝負している姿勢は誰も真似できませんw
そういえば。
水ダウ観たさに週に1回の楽しみがある。これだけでも無趣味とはいいがたいわけでw
野球でワクワクしなくなったこともあり、無趣味に近い状態です。水ダウも「誰と一緒に観るか」で感じ方は変わります。
奇術(手品)は得意ですけれど、やる気はしません。
不眠不休で70時間同じ奇術を練習していた頃が1番夢中でした。
どなたの奇術を見ても驚かないし、興味がない。ワクワクしない。
野球で大谷翔平さんが瞬足飛ばして三塁打を放ったシーンもびっくりはしない。「相変わらず速いねー」ぐらいの感じ。(無趣味で有名な大谷さんは野球が趣味。球場と宿にしかいないというぐらい野球漬け。まるで世捨て人のようで、チームメイトと呑みにもいかないそうで、いつの間にかご結婚なさったときは意外な感じでした。)
ちょっと興味がわいたのはドジャース山本由伸投手の落ちる球。
球種はカーブ。
メジャーリーグで縦の鋭いカーブを多投する投手が珍しいのでしょうか、日本でも今は見かけなくなったようです。見慣れない球筋は魔球扱い。でもカーブはカーブ。江夏豊、江川卓、堀内恒夫、金田正一、小林繁、桑田真澄、今中慎二、工藤公康。空振りを取るカーブを投げていた投手を知ってしまうと魔球というほどでもないような・・・。
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こうやって、どうでもいいことをブログ更新しながら、新たな楽しみ・趣味になりうることが生まれたらいいな♪
マツコ・デラックスさんが「食べるだけで喜びを感じる私は幸せ者」といった内容を述べていたことを思い出します。
私も拒食の時期があったので、食事が喜びであるなら食べられる体のうちに食べたいものを食べておきたいものです。
夢中になれない趣味が、食べるということ。
限度があるもんね。
アルコール依存、ギャンブル依存、ドラッグ依存は誰でもなりうるだろうし、自分の人生だけではなく他者をも不幸にしてしまいます。
いかなる解熱鎮痛剤も効かなくなって痛みや熱に苦しい毎日ですけれど、もし効いていたままであれば依存症になっていたかもしれません。
だったら、ひとつでも生きがいを感じることを探求すべきでしょう。