ジャニーズ事務所のような大きな力があっても問題は表面に出ます。
表面に出てもファンは離れず、ジャニーズに限らずタレント・アイドルは多くの人々に重宝される存在です。(スポンサー、テレビ局など)
大相撲や他のプロスポーツで八百長、反則行為、薬物違反等が露呈しても「見て見ぬふり」をして「必要」としている多数派は結局のところ、ファン自身なのかもしれません。
オトナは「芸能界やプロスポーツ界なんか、まともな仕事ができない奴らがやること。」と言います。
まともな仕事と呼ばれる職業に就いている人々であっても、まともとは思えない無神経で非常識な事件は起こします。どんな世界にも大問題はありうること。
アイドル、ミュージシャンは観客に対してタメ口であってもそれが当たり前になっています。
(象徴的なシーン。客に対し「おまえら」と呼んでいいのかを先輩に訊く新センター)
ライブあおり、当然「おまえら」はいいんです。
しかし、なぜか客に「ありがとうございます」と言わないこともあります。
歌は礼に始まり礼に終わるものだったようですが、現在はお辞儀をする歌手は見かけません。練習もしていないように思います。
でも、慣例(しきたり)となってしまえば、どんな非常識なことも常識になってしまいます。
「良いポジションを取りたければ、エライヒトのお気に入りになれ。」という一見ひどいと感じる耳障りな教えは、歴史が続けばごく当たり前のことになってしまうようです。なぜならファンのお気に入りが常にセンターやフロントメンバーになっているわけではありませんので。
慣例(しきたり)は強いものです。
学生野球で「ケツバット」「千本ノック」「エラーをしたらグラウンド◯周」などが慣例になれば、「本当に上手になる効果」があろうがなかろうが継続して行われます。
遅刻したら正座させられて叱責を受ける、とかね。
正座より、遅れたぶんだけ練習させたほうが合理的でしょうが、まともな論理は通じない世界になっていた時代があったようです。
ジャニーズは必要です。
そこに欲しているファンがいる限り。
TOKIOの曲で勇気をもらい、SMAPメンバーのドラマで感動をもらっていた自分が「必要だろ?」と。
日常、「おかしいな~」と思うことは山ほどあります。
商売人は客に対し「ありがとうございます」を必ず言うはず。
商売人は客に対し説教はしない。
この当たり前が当たり前ではない世界とでもいうのでしょうか。
タクシードライバーの6割以上が「ありがとうございます」は言いません。
馴れ馴れしくタメ口で話し、最終的には説教を喰らいます。
私だけでしょうか。
ネットショッピングサイトでも「この度はご注文、ありがとうございます」を絶対につけないメールが慣例となっているサイトが複数あります。
「俺は客じゃないんだな」
何度そう思ったことかw
東山紀之さん、井ノ原快彦さん、頑張って。
ジャニーズは必要です。