海外のベルサイユのばらを考察 フランス語版DVDのアートブック２

アニメ　ベルサイユのばらフランス語版DVDのアートブック２

いろいろモヤらせてくれるフランス版DVD付録のアートブック。

ファンのアートブックなら納得だが、ジャルジェ邸やオスカル様の部屋の資料などガチなモノもある。

スゴさとユルイさのカオスにどう読み解いたらいいのか悩むところもあるけれど、一読の価値はアリかと思います。

漫画とのコラボ

漫画の絵をトレスしたのか真似たのか微妙～

昨日お話しさせていただいた週刊マーガレット47号表紙の模写のように、別テーマとして再生させているのが特徴です。

原画のイラストが異国においてどのように再構築されているのかご覧ください

なかなか味わいがあります。

１ロザ子の回想

原画は剣の相手をしてもロザ子の回想シーン。

上手いですね。このページで読者見たいオスカル様をコマの段を抜いてドンとおいて、ロザ子の想いや状況を描いていく。

オスカル様の視線・・・ロザ子の視線と繋がっているんどよ（回想の中のね）

ドラマの中のワンシーンといったところでしょうか？

アートブックのイラストは、薔薇が舞い、視線が見る者の方へ、そして踊ってませんか？

剣の舞・・・そんな感じで楽しそう。

原画のポーズは模写したようですが設定はスルーしたようですね。

２　毒ワイン事件

アートブックの目線が・・・。どうしてそうなる？

鏡と本人の目線がホラーなことになっている。

ちょっと怖い。

原画の何気なく描いているけど、案外難しいことなのかも。

３　さわさわナイト

なぜかアンドレがおリボン。

もやる〜

若いうちに結ばせてあげあかったのでしょうか？

１のイラストでも原画の意図を外して描いていました。

構図がいいなって写し取っただけなのではないでしょうか？

花はさわさわナイトにでてくる花ですね。

花に囲まれて

お花と鳥の組み合わせ、アニメブックで探してみたのですが、ありませんでした。

なんか原点はありそうですね

ちょっぴりディズニーっぽいような～

マリーさんには似合う構図ですね。

オスカル様も

とうとう花の中に・・・

そこまでいくと、コレ。

ハッ

ビオランテを思い出した。

ゴジラの細胞とバラと美女の組み合わせでうまれた怪獣で

演じたのは沢口靖子さん。

映画上演時には、大河ドラマで将軍足利尊氏の妻登子（足利1世）の妻も熱演していました。

あっちの人、ビオランテのこと知ってるのかな？

まさかな。

何か好きな構図らしい

同じような構図でかかれたイラストが数点。

右手で剣を振り上げ、左手を腰に回す。

似た構図は思いつくんだけど、左手を腰に回してるのは見たことない。

花で囲まれたもの・アンドレとのツーショトなどバリエーション豊かに展開している。

人気の構図何だろうな～と思いました。

気になったのは、右上のイラストのオスカル様の顎、男になっている。

顎に厚みを付けるのは男を描く時（ワイルド・逞しい）なんですよ。

女子は顎はシャープに描くのが鉄板！

これを書いた人はオスカル様を男と思ったのか、漫画の描くルール（記号）を知らなかったのか？

下絵になると上の軍服の左二本線が消えている。下の方は軍服の尾ひれのような部分が消去。伝言ゲームの過程が伺われてくる。

まとめ

フランス版のアートブック

ファンの熱い情熱に支えられて作られたんだな～と思うと胸アツになってきます。

ベルばらには、これからも海外で活躍していただきたいと思いました。

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猫のベルばら関連本

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「ばらカフェ２」→今年中に発行予定

ベルサイユのばらの二次創作漫画「シャムロック」→途中までアップしているのでご覧ください。アンドレとオスカルがちょっと拗らせなながら成長しいきます。そこにはある女性の影が・・・・。ぜひ紙の本で続きをご覧ください

「ベルばら聖地巡り」→ベルばらの名場面の場所を探しにいきました。アンドレの草むしりの場所。ホタルの現場・・・等

「小間使いのメモランダム」→J家にきた小間使いのお話しです

「12月24日」→オスカル様の誕生日本　コピー本　非売品　

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