少し前に祖母の家の近くに住む、

70代前半女性が孤独死したそうだ。

 

発見は早く、第一発見者はお隣のおばさん。

 

 

車の件で話に行ったら玄関ちょっと開いてて

その女性が玄関で倒れて亡くなっていたのを発見したらしい。

 

 

母は一応の顔見知りであり、

一応生前は細々だが交流があった。

 

因みに私の帰国した時に

「これXXでお世話になったから」と

缶に入ったクリスマス風味のクッキーを頂いた。

 

 

その方は足が悪く、家の裏に住んでいるというのだが

ほとんど見たことがなかった。

家に来られた際も杖をついていた。

 

 

孤独死ということもあり、

亡くなった女性の親族と仲の良かった近隣の方々(全員老人)が

「困ったときはお互いさまや」と、

遠方に住むまた老人の姉妹の方のお願いもあり

簡単にだが家の片付けを手伝ったらしい。

 

 

一人暮らしといえども、田舎の家は広い。

「いうて女の一人暮らしやから」とタカを括っていたそうだ。

 

 

しかし、ドン引きなことに

その方が寝ていた居間と台所、トイレ、風呂場

それ以外は全部ゴミ溜めになっていたそうだ。

 

30年以上前の古い服、何かの食器やら農具、

生活ゴミ、雨漏り、何かの糞。

 

外から見えないところは、ガタガタに傷んでいたとのこと。

一緒に来られた遠方の姉妹の方は目が良くないということもあり

「あぁこんなもんでした」と言っていたそうだ。

 

 

 

ワー…私全然覚えてへんけど、

人の数だけ事情があるからな。と返すと

 

 

「そんなんちゃうわ!ホンマ堪忍して欲しいわ!

お母さん、テーブルの上片付けてたんよ。そしたらな

 

子供がうるさい子供がうるさい子供がうるさい

 

って滅茶苦茶にノートに書きつけてあってな。

それが2冊!この辺子供なんかおらへんのにやで!

ホンマ気持ち悪いわ!あんた信じられる!」

 

 

と憤慨していた。

杖ついていける範囲にはお子さんはおらへん。

猫ちゃう?って聞いたけど、おらんなぁ。

狐は出るけど猫はそこまで出んし…

 

もしかして私が帰国した時のこと?

言うても裏側って言うてもうちとは離れてるし、

絶対の自信を持って声は聞こえていないと思う。

 

 

え…こっわ。と思った出来事でした。

こうしてまた過疎化が進む。

 

 

あと一個、ホンマにめちゃくちゃイケメンなお兄さんが

 

 

「僕は山に登るのが好きやねんけど、

山のてっぺんでおしっこするのが癖やねん。

一度メッチャ人が多い山に登って、

どうしてもおしっこしたかったけど人目があったから

そのまま漏らした。何回かそれがあって…

それが原因で離婚した。」

 

っていうてるのを聞いて、人間って怖えなと思った。

 

マーキング的なもんなんかな?