なんとかなんとか月曜日を乗り越えた。

 

 

朝一番に「オンッ!仕事行きたくねぇわ」と発言したら

夫に「お昼過ぎたら全然大丈夫だよ」と言われたが

4時超えるまで全然大丈夫じゃなかった。

 

 

お昼は近くの公園で3日目くらいのカレーを食べたが

鳥が寄ってきてチラッと目をやられ「なんやカレーか」と逃げられ

お前の口も欧米風味か…となんか色々フンとなった。

 

 

お迎えの時間で、やっと保護者のお顔と

その子供の顔が何とかマッチしてきたので

「今日はXXをしましたよ、色塗り上手にできたなー!

パパとママ描いたんやな!なー!お名前も書けたな!

鞄の中に入ってるし後で見たげて下さいねニコニコ

 

などと言う感じでご挨拶や報告をしていると

「えッ!ホン先生日本人なんですか!?」と、

初見のT君のママさんに驚かれる。

 

「いやぁ、珍しいでしょw日本語全然ここで使えないから

言うてあんまり意味無いんすけどねぇw」と返すと

 

「いやいや、日本人、あんた英語すごいな

日本人の英語聞いてるけど全然違うな!」

 

 

よく聞いてみると、飲食店のオーナーさんだった。

いや、ワイ、もう10年近くおるし…喋ってるふりだけですよ!

と言う感じで話を進めると、なんかやっぱり「良い」従業員が少なくて

かなり苦戦していると言うことだった。

 

業種的に日本人を雇いたい。

ただ日本とのコネクションがなくて、広告も打ちづらいとのこと。

 

どこに広告出せばいいと思う?といわれたので

「絶対に語学学校に出したらいいと思うよ。

こっちきたばかりとかの人なら生活費でダメージ食らってるし

言うて日本人めっちゃ真面目やからしっかりと働くよ!」とお薦めした。

(マジで自分や周りのことを思い出しますね…

来たばかりお金がやばくてびっくりしたね…)

 

 

なんやったら契約終わった後から雇ってほしい。

真面目に働くよワタシ。

 

 

夫が日曜に一人で義母の家に行った。

「ママが具合が悪いって言ったから、それのお見舞い」とのことで

よくできた息子だこと…と思いながら送り出した。

 

 

数時間後、夫はブチギレながら帰ってきた。

 

「どなしたん?ママまたキレてた?」と聞くと

 

 

「ママはさ、パレスチナが攻撃されてることを信じるな。

全部偽ニュースだって言って。攻撃されて然るべきものだ、

トランプのような人間が全てを解決してくれる

ゲイザー(指導者?)がすぐに現れるって言ってくるんだ。

それで僕も腹が立って

「それが何で何人もの女子供を殺していいって言う訳になるんだ?⁉︎」

ってなってさ。そしたら「全てはジーザスが…」って言い出すんだよ…」

 

と顔を赤くしたり青くしたりしながら、震えて話し出した。

 

 

 

義母はそこまでいくと病気だと思う。

 

私は「オイ〜歴史を学ばなヤバい考えになるんや。中立やぞ中立。

主観よりも客観性大事やぞー。

その辺りの歴史書とか送る?Youtubeのリンクでもええけど。」と言うと

 

「ママはさ、そんな本は嘘ばっかり書いてあるもので

メディアが私たちを操ろうとしているって言うんだよ。

僕は宗教がなんだって別に構わない。

信じてる人は別にどうでもいい。

僕は信じていないけど、それくらいの自由はあるべきだと思う。

 

でも、いつだって宗教が 僕の家族を滅茶苦茶にしていくんだ。

僕が子供の頃はママは普通だったんだよ。」

 

 

何かホンマに色々聞いてるだけ、

昔のことと併せても夫のことを可哀想だと思ったので

 

「I know, that's why you got married to me.

(知ってるで。せやしアンタは私と結婚したんやろ)」

と、お気に入りのおやつを少し分けてあげた。

 

 

ありがとうと言いながら、

地が揺れるかと思うくらいのすごい放屁をしてきたので

とりあえず、尻に一発タイキック入れておいた。

 

よくできた嫁です。知らんけど。