子供は何か悪いことをしたら
(例:殴る蹴る、ひったくり、器物損壊等)
日本語で言う反省椅子に載せられる。
反省椅子は意心地の良い状態のものではなく、
そこから一定時間(教師が決める)動いてはいけないというルールがある。
ルールを破って抜け出そうもんなら、
大塚愛のさくらんぼ。もう一回!コース。
やったらあかんことを教えていく。
教員の人員に余裕がある時は隣に座り
「引ったくられたらどう思う?」
「もうやらへんって約束できるか?」
「今からX君呼ぶから謝れるかな?」
などとと優しめの説教をされる。
アフガンのO君。3歳。
同じクラスに居る姉が4歳半。
かなりの困った君である。
英語が通じないから、親の育て方が甘すぎる
という感じでオーナーからは甘く見られていたが
絶対に何かある。
接してみると明らかにわかる。
通じてないのは英語だけではないのよ。
接していない上の人間は
長年の資格もキャリアもあるのにわからないんですかね。
人にウッドチップをぶん投げ、やめろと言われてもやめず
反省椅子に座らせられるものの、すぐに脱走。
砂場で頭から砂を被り、隣の子にもバサバサにふりかけ。
連れ戻されると姉の名前を大声で呼び、
転がり落ちながら逃走。そして前記の同じことをする。
反省椅子の意味を成さない。
ヘッドティーチャーR先生が、
あかん!座っておけ!と昨日厳し目に言うたら
五体投地して全館に響き渡るくらい
家でやれば警察呼ばれるくらいエグい泣き声を上げていたらしい。
何を言っても無駄。
何をしても無駄。
姉がきても無駄。
正直お手上げレベルの存在である。
絶対に普通ではない。頑固で括れない。
何せ発語なし、視線合わず、異食、運動、クレーン行動、
フルコンボ。
同じくアフガンからきたF先生は
「アフガンで親はこんな感じで育てる人結構居るのよ」
と、魂半分抜けたみたいに呆れていた。マジかよ。
今日、金曜日はランチボックスディだった。
正直親に面倒くせぇこの日は
「どんなものを普段子供が食べているか」という
家庭を見る指標でもある。
大体はサンドウィッチ、フライドライス、ヌードル、パスタ。
クロワッサンとか入ってることもある。
主食がコレで、あとは果物、ヨーグルト、小さなお菓子。
こんな感じの物を入れておけば問題はない。
これを朝のおやつ、昼、昼のおやつと分けて食べる。
KFCのチキンとフライドポテト。とバナナ。
3週連続ランチを持ってこない。
油ギトギトのパイとチョコチップクッキー2枚。
インドカレー定食。
2歳児一人で食べることができないので、職員一人つきっきり。
弁当にグミてんこ盛り
いやぁーまぁー、食べませんわ。
センセェーこのチキン辛いー!とか言うてくるわけよ。
KFCの辛いスパイスのやつ…そら子供にはきついよ。
あまーいクッキーをレロレロ舐めて、
バラバラに散らして床に落とす。
ヨーグルトパウチをその辺にブビャ!!と弾け散らす。
砕けば食べた!と思って粉々にして床に落とす子。
それを見るたびに「オーマイグットネス!拾え拾え拾え!」
私のオーマイグッドネス、めっちゃ使い込まれてる。
我が家の息子のお弁当は、ほぼ固定で
小さな紫蘇おにぎり、卵焼き、ウィンナー、きゅうり以上!
お菓子はフルーツ、パウパトのクッキー、フルーツバー
それでも完食して来ない息子。
先生、お世話かけておりますぅ…一緒に頑張ろな!って言えない。
絶対に私のとこのがヤバい自信があるから。