先日、親として考えさせられるなと思った出来事がありました。
保育園で、栗を探しに散歩に出かけたそうです。
四季を感じれて、ここの先生はなかなか乙です。
二十数人の3、4歳児が探しに探した成果は、なんと、2かけら。
なんとも泣けてくる数ではありますが、
その成果をあげたのがたまたま、うちのだったんだそうです。
みんなで食べようと、周りの友達から言われても頑として譲らん息子はやはり、僕の血が混ざっていると言わざるをえないでしょう。
ただ、そこに妻の血も入ってるからか、周りに諭されたのか、一個はみんなで食べようとなったみたいなんです。
もう一個は持って帰る、と。
色んな教育方針があるでしょうから、
何が一番いいかなんてわかりませんが、もしかしたら、先生にもみんなで二つとも分けて食べるように言われてないかなと、自分のした事が悪かったと思ってるんじゃないかなと思って、僕はその話を妻から聞いた翌朝、彼に言いました。
「よーやったなー。オレなら半分もみんなにあげるなんてできんわー。ほんでもな、お前がもっといっぱい見つけたら、みんなにももっと分けれたし、お前もたくさん家に栗持って帰って来れたろ。どうやって見つけたんかみんなにも教えてあげたら、もっとたくさん見つかったかもなー」
4歳児が理解したかどうかはわかりませんが、
この話のオチは、みんなで食べることになったひとかけらの栗を、わざわざ先生が茹でてくれて、食べれるようにしてくれたそうなんです。
食事中の方には申し訳ないんですが、文字通りハナクソ以下のサイズを二十数人みんなで分け合ったって言うんですから、保育園の先生には脱帽です。
僕はこの先の人生、栗を食べるたび、おそらくこのエピソードを思い出すでしょう。
さて、
早いもので、もう10月に入りました。
年末の話をするのは早いかもしれませんが、もう満席の日もあります。
11月12月を予約を逆算して、予約を2ヶ月分入れて帰ってもらえると、年末のご希望に添えると思いますので、よろしくお願いします。