一昨日、宝塚関連を書かれてる方のブログで知ったのですが、宙組の生徒たち、お茶会・お茶飲み会を開催するんだそうですね。パワハラ当事者の生徒も。


まぁ考えてみれば、タカラジェンヌとしては…公演中にお茶会を開催するのは、しごく普通の事なのだけど、私はなんとも言えない、モヤモヤ(と言うか…ちょっとムカムカかなぁ?)が,心のうちに沸き起こりました。


ホテルの綺麗な会場で開かれるお茶会で、ニコニコ笑顔の参加者達の大きな拍手を受けたら、パワハラ当事者の生徒たちは、ますます反省と言うか内省から遠ざかってしまうでしょう。それって彼女達にとっては、とても不幸な事だと感じたのです。


劇団が言う、生徒に対して、パワハラは『悪いことだと指導しなかった』

イコール、だから個々の生徒に罪は無い。

呆れた詭弁です。

でも、それが彼女たちにはある種の免罪符のように認識されたのでしょうか。

成人したイイ"大人"の感覚からすれば、極めて異常な事なのに。


反省文は公演再開のリミッター外しでしか無くて、多分周りから、色んな切り口で「あなたは何も悪くない」と言われ、自身でも「私の何が悪いの」と、深い内省も洞察も何も無いまま思い続けているのでしょう。


そんな空虚な鎧=ハリボテをまとい続け、それを脱ぐチャンスを失ってしまう人生って…数十年はあるだろう今後の人生を、きちんと納得いくように生きていくことができるのだろうか?

我が身に置き換えて想像したら、ちょっとそら恐ろしい気持ちになります。


パワハラをした当事者を擁護するつもりは全く無いのだけれど、彼らに、正しく人の道をあゆむ事をさせないで放置した劇団の対応は根本から間違っている。


亡くなった有愛きいさんの尊厳を軽視したのと根っこは同じだと言うこと。

パワハラ当事者達の人格も、ないがしろにされて放置され、真剣に向き合う事をされていないのです。

それがダメダメ組織阪急=劇団の限界なのだろうし、期待するのは馬鹿なんだろうと思う。

でも、やはり私はそれを許せません。