2017年9月 ちょうど2年前の大切なこと。
我が家には、柴犬の小夏という
大切な仲間がいます。
四年前。アルベロのある
いまの土地に引っ越してきた時に。
いつか、一軒家に住んだら
犬を飼ってあげる!という、こどもたちとの約束を果たし。
まだ誰も友達がいなかった子供達とともに
一緒にこの町でそだってきた
大切な仲間です。
生後2ヶ月で我が家にやってきて。
たくさんの癒しと笑いを振りまいてくれた小夏。
おうちを建ててくれた地元工務店さんの
大工さんたちが。
おうちの第2期工事だ!と言って
小夏の小屋を作ってくれたり。
そしたら、小夏よりも早く。
うちの子達が喜んで
小屋に入っちゃったり。笑
はじめてさわれたワンワンの
称号いただいたり♡
想い出を語り出したらもう
とまらないのですが。
その大切な仲間が、9月1日。
息を引き取りました。
「この子は弱いからやめたほうがいい」と。
もらってくる時にも言われてた子
ではあったんです。
一緒に生まれた他の子達の中でも
群を抜いて食べない子で。
豆柴ちゃん?って言われるような小さな子で。
でも。子供達が、絶対この子がいい!!!
って譲らなくて。
一緒に暮らすことを決めた犬でした。
まだ誰も友達がいなかった今の土地で。
たくさんの友達ができるまでの間
子供達をだまって励ましてくれたのも小夏。
たくさんの友達が出来てからも
学校帰りにランドセル放り投げて
みんなに遊んでもらってたし。
遊びに来る子達みんなに尻尾を振って
もみくちゃにされながらも
黙って付き合ってくれるような
みんなのアイドルだった小夏。
たくさんの笑顔と癒しを。
動物との暮らしの素晴らしさを
惜しみなく教えてくれた小夏。
小夏と思う存分いっぱい遊びたいから
汚れても、破れてもいい服しか
メイんちには着ていかない♡
なんて。お友達はみんな。小夏がやんちゃな仔犬の頃は
お母さんに交渉してくれてたり。
宅急便のお兄ちゃんが来るたびに
ぴょんぴょん喜んで。
全然、番犬になんかならないっすね!!!
( ´ ▽ ` )って笑われてた小夏。
こんなに人懐っこい柴犬知らないよ。
って。散歩のたびに。遊びたくて仕方なくて
いろんなワンコに尻尾ふって近づいては、
逆に嫌がられたりもして。笑
いったいどれだけの愛をもらったんだろう。
夏にがっつり体調を崩し。
ようやく原因究明できて
高度医療センターでのオペ予約が
翌日に取れてたのに。
それだけが悔やまれます。
本当にありがとう。
たくさんの想い出を
本当にありがとう。
亡くなった時の顔をみて
動物病院の先生たちがみんな
「苦しんでいない顔だよ。」
と言ってくれたのがせめてもの救いかな。
今にも起きてきそうな、
優しい優しい顔でした。
たった四年と少しの命だったけど。
幸せだったかな。
それだけが気がかりです。
小学生のいたずらにも黙って耐えて
みんなを見守ってくれて
いつも黙って見守ってくれて。
みんなが遊びに来ると
誰がリードを持って散歩に行くか争奪戦になるくらい
みんなに愛された小夏に
心からの感謝の気持ちを込めまして。
小夏を心から可愛がってくれたみんなも。
本当に本当にありがとう。
あまりにも突然のお別れに。
今はまだ信じられない気持ちでいっぱいで。
写真を探しては涙が出てくるけれど。
こうしてたくさんの子供達が
手紙や花を泣きながら持ってきてくれたり。
中学生以上の子達の
インスタやラインのホーム画が
一斉に小夏との想い出と、ありがとう!
の写真やメッセージで埋め尽くされたのを
娘に見せてもらったりしながら。
最期の最期の瞬間は
1人で逝かせてしまったことを。
ずっと後悔してた私ですが。
あぁ。小夏はやっぱり幸せだったかな。
って。少しだけ救われました。
今はおなかいっぱい食べれてるといいな。
たまたま今日飲みに来てくれた初期の
アルベロのバイト君も。
小夏のことを聞いた瞬間ポロポロポロ。。。
と、涙を流してくれたと夫に聞いたけれど。
きっとこれからも。
ふとした瞬間に、想い出しては
さみしくなっちゃうと思うけれど。
小夏の優しさを胸に
前を向いていこうと思います。
ぐったりしていた夏休みの8月24日。
娘に寄り添って寝ていたこの写真が最後の写真になっちゃったけど。
朝方まで降ってた雨が。
さーっと晴れた。
あまりにもきれいな9月のこの日の爽やかな青空。
そんな空を見るたびに。
きっとこの日を思い出すんだろうな。
今日だけは。
イタリア料理ともなんも関係ないのだけれど。
我が家にとって大切な大切な
仲間の旅立ちのご報告とさせていただきます。
小夏。
そして小夏を愛してくれたみんな。
最後の最後まで、最善を考え
心を尽くしてくれた動物病院の皆様。
遠くから、心を寄せてくれたみなさま。
本当に本当に。ありがとうございました!
心からの、感謝の気持ちを込めまして。
イタリアンバル アルベロ
藤吉ファミリーより。