うちでは私が幼稚園の頃からセキセイインコを飼っていました。


親戚がたくさん飼っていたので、

よくもらって来てた気がします。


本当は犬を飼いたかったのですが、

この当時は犬猫禁止のアパート住まいだったので、

飼えなかったんですよね犬

でも、犬の飼い方の本は買って読んでました。


それから一戸建てに引っ越して、ほどなくして動物嫌いの祖母が亡くなり、犬を飼うことができました。


犬を飼っていた時、再びセキセイインコのつがいを飼い始め、卵を産ませ孵化させることに成功し、

手乗りにするために早めに巣箱から取り出して、確かアワをお湯でふやかしてスプーンであげてました。


エサをあげる時間の間隔が短いので、家族で協力しながら、育ててました。


ある時、ワンコにヒナを見せてみようかな、と思っていたら、近くに来たので、

1羽を鼻先に近づけたら、

パクッと噛んでしまいました。

怒ったらなんとか離してくれたけど、

ヒナはもう。。。

えーんえーんえーんえーんえーんえーんえーんえーんえーんえーん


一番育ちが良くて、色も綺麗なヒナでした。

だから余計に悲しかった。

大号泣でした。


完全に頭に血がのぼってしまい、

ワンコを家から蹴り出してしまいました。


あとになって、感情に任せた虐待をしてしまって申し訳ないことをしたと思いました。


悪いのは、全て私です。



その後、残ったインコの世話はし続けましたが、

徐々に死んでいき、

もう鳥を飼うのはやめようと決めました。


それから長い年月が経ち、

たまたま、うめちゃんというセキセイインコに出会いました。

おしゃべりが上手で面白いので、

よく動画を見てました。

こうやってセキセイインコの動画を見れるようになったので、ヒナをころしてしまった心の傷は癒えたのかな、と思っていました。

ところが、そのうめちゃんも、昨年死んでしまいました。


先日になって、飼い主さんがセキセイインコのヒナをお迎えされたんですけど…


ヒナ特有の鳴き声が… わたしまだダメでした…


鳥さんごめんなさい…


ワンコごめんなさい…


代わりに私がしねばよかったのに。