町内の公園のヒマラヤスギ(マツ科)
ヒマラヤスギの松ぼっくりは大きく、開いてくるとバラバラになり落ちてきます。
松ぼっくりの上の部分はシダーローズといわれ、私も良くリースなどに使います。
落ちていた雄花を見ると、ブラシのようですね。
雌花は秋に受粉をすると写真の様な小さい球果になり翌年大きな松ぼっくりになります。
出来立ての球果にはべっとりと松脂がついていて、とっても良い香り!マツ葉の香りも良い香りですが、ヒノキ科のものよりも少し大人な香りがします。
ヒマラヤスギは蒸留されて、精油としても使われていて、ヒンドゥー教では聖なる木として崇拝されているとのこと
シダーウッドの精油の成分は、αピネンを多く含むパイン(オウシュウアカマツ)やヒノキ、スギなどとは少し違う落ち着いた樹脂の重い香りです。
含む成分によって違ってくる香りの世界、不思議ですね!
ヒマラヤスギは、植えて30年ほどたたないと松ぼっくりたくさんつけないと言われています。
3年ぐらい前、「シダーローズが落ちていないかな?」
と公園に探しに行きましたが松ぼっくりはあまりついていませんでした。
今年は、たくさんの松ぼっくりが付き、シダーローズもたくさん落ちていてびっくり!
住んでいる団地の造成が30年前くらい
公園が出来てからの年月を考えるとヒマラヤスギの樹齢も30年になり成熟したせいなんだなぁ…と納得
植物の香りとパワーを感じた1日でした。
シダーローズはたくさん拾えたので、バラバラにならないようボンドで処理して、今年のクラフトにつかいます!