創業は、明治３２年（１８９９年）のことです。
平下榮三氏が芋焼酎造りを始めたのが創業とされています。
米焼酎、球磨焼酎の本場である熊本県ですが、海を越えると鹿児島県となる天草半島に蔵を構えており、鹿児島県の文化に大きく影響を受けてきました。
鹿児島県の長島より杜氏を迎え、原材料の芋も船で郵送し調達していました。
熊本県にあり、減圧蒸留米焼酎人気の煽りを受け、芋焼酎の生産は減産の一途を辿ります。
昭和５５年（１９８０年）には、芋焼酎の仕込みを断念します。
純米焼酎「天草」一本にし、現在の社名への変更を行い、新たなスタートを切りました。
その後、４代目となる平下豊氏が蔵へ戻ります。
平成１３年（２００１年）には麦焼酎の製造、そして原料の風味が生かされた本格焼酎が見直される時流に乗り、平成１８年（２００６年）に芋焼酎の醸造の復活を遂げます。
それは実に、２６年ぶりのことでした。
「池の露」
芋焼酎
原材料 さつまいも、米麹（国産米）
アルコール度数 ２５
蒸留方法 常圧蒸留
天草酒造さんの公式HPは、こちら。
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