創業は、寛永20年(1643年)の江戸時代前期のことです。
会津藩の初代藩主保科正之公の引き立てで、初代泉屋儀兵衛氏が酒造りを始めたのが始まりです。
会津地方では最古の蔵元さんでしたが、平成17年(2005年)に休業となってしまいます。
関連会社の温泉ホテルの経営が行き詰まり、担保となっていた蔵を手放さなくてはならなくなったためでした。
平成10年(1998年)に、会津若松市の歴史的景観指定建造物にも指定されていた蔵です。
歴史ある建物を残して欲しい、酒造りを続けて欲しいと地元企業の後押しがあり、平成19年(2007年)より新しい地に於いて再開となりました。
休業前の敷地は1500坪もあったのですが、現在は敷地60坪ほどのコンパクトな酒蔵と変貌します。
タンクに限りがある小さな蔵元だからできる高品質な丁寧な造りを心掛けています。
会津で一番の意味がある「會州一」です。
「會州一」の復活を遂げ、会津で一番イイお酒の「會州一」を目指しています。
「會州一 特別純米」
使用米 夢の香(会津産)100%
精米歩合 55%
アルコール度数 16
日本酒度 +2
酸度 1.4~1.6
使用酵母 うつくしま夢酵母