先日のニュースで、この問題が取り上げられていた。今までの「配達委託」契約制度を全面廃止にするという趣旨、そしてこれは決定事項となってしまった。
つい最近、いつも配達してくれていた馴染のオジさんが、来なくなっていたので、この間SDに荷物受領の際、その疑問をぶつけたら、案の定、この問題発表を聞いて憤慨し退職したのだという。
その関係で本来の配達業務の他に「ネコポス」まで担当しなくてはならなくなり、仕事量が増えてしまったとこぼしていた。
以前、「ゆうパケとネコポス」についてのサービスレベルに関した話題を掲載したが、正しく恐れていたことが的中するハメになったのである。ヤマト運輸は、つい最近「関西圏と関東圏」の2便接続体制を辞め、発地によっては「午後便接続」が不可能となってしまった。
例えば「四国→関東圏」は2便接続14時以降接続で以前は対応可なのだったが、現行今日では、九州件と同じ「翌々日」レベルとなり明らかに利用者の利便性はスポイルされてしまったのだ。
自分は、過去同業他社の仕事もしたことがあるので、物流ダイヤの仕組みは詳しいつもりだ。
当時他業者よりも群を抜いて、その正確性と着荷時間の整合性は、ヤマト運輸が一番だった。
タマには「延着」「誤着」などのトラブルは散発的に発生はしたが、他社よりかは全然信頼性は高かったと記憶している。
此処まで書いてきて、何をそんなに心配しているのかというと、それはズバリ郵政に移行された時の「サービスレベル」が著しく悪くなってしまうという心配である。要するに大部分「もう翌日配達は不可能」になるかもしれないということである。
メル等の出品者に関しては、正しく「死活問題」なのである。ただでさえクソ遅い郵政がまともにスピーディに届けられるのかって事。なんだか物凄く嫌な予感がする。出品者側は購入者側からの「延着」クレーム等に悩まされることになるかも知れない。
自分の「杞憂」ならば良いが、現実は甘くはない。なぜなら、引き受け側の郵政だって「人員不足」の為「土日・祝日」の普通郵便の配達を中止したぐらいですからね・・・。
これは余談だが、自分は同じ県内の隣町の出品者からの落札物が「定形外」で発送された時、結局自宅へ配送されたのが4日後だったという「笑い話」的なエピソード有り。ホントです。
出品者の所在地は、直線距離でも20キロ弱なのに(;^_^A・・・。バカバカしいったらないよね。
でも現在の郵政の体制ならば、この移管された「ネコポス」便をどういうシステムで捌くの?。
速さと安さが最大のウリだった「ネコポス」・・・。扱い物流量はケタ違いに多いですよ。
もうオマエも、とうとう「ヤル気ゼロの郵政地獄」へ身売りされちゃうんですね・・・。
オジサンは、とても寂しく心配な今日この頃です。