こんにちは、烏帽子岩でっす。今回の台風19号は、本当に各地で甚大な被害をもたらしていますね。そろそろ一週間近くになりまっすが、その被害は、日に日に大きくなるばかり。本当に被害に遭われた方々におかれましては、心中御察し致します・・・。
当家においても、前回の15号の時は、避難しなかったのでっすが、今回の19号においては、こりゃぁっ、本当にヤヴァィぞって事で、何十年かぶりに最寄の指定避難所に駆け込みまっした。避難した時間は、昼位だったと思いまっす。だって巨大だったし。
とにかく、暗くなる前に避難しないと大変な事になると思いソソクサと避難致しまっした。
今回の台風は、関東直撃ってことで、何日も前からマスコミで騒がれており前回15号の惨状から推測するに特に危険なヤツだと。
幸い、我が地域には危が及びませんでっしたが、それでも携帯災害メールはビシバシ飛び込んでくるっし、ダム放流は始まるし、防災無線は危機感レべルをどんどんアップしてくるし生きた心地はしなかったのが正直なところでっした。
ところで、今回の台風で自分なりに少し気になったことがありまっす。それは、関東圏以外の所で重大な事故が多発しているという点でっす。特に「長野」や「南東北圏」の河川被害が凄い事になっていまっす。
そして今日の朝刊にも載ってまっしたが、亡くなった方の多くは、70歳以上の高齢者が多数を占めていることでっす。災害被害に遭った方々のインタビュー映像等を観ても「まさかこんな事になるとは思わなかった」や「両親にもっと強く避難を勧めていれば」とか・・・。
台風は、地震や津波と違って、数日前からその詳細を刻々と報道されてきているので、被害から逃れようと本気で思えば、かなり高確率で回避出来る災害だと自分は思っていまっす。
しっかし、それでも何度も同じような失態を繰り返す原因とは、いったい・・・何?。
自分なりに検証してみると、俗に言う「正常性バイアス」による拡大解釈ではないかと。
要するに「逃げ遅れ」ってヤツでっす。中には、事情は色々あるとは思いまっすが、よほどの高齢者又は寝たきり老人や、重篤な疾患患者でもない限り、数日間の事前避難猶予があるにも関わらずでっす。
特に「高齢者等避難準備」レベルが発令されたら、空振り覚悟でさっさと避難するべきだと自分は考えまっす。この段階で避難を始めないと時間が掛かる高齢者等は、まったくもって後手後手にまわって最悪の結果になりかねまっせん。
本当に自分の親族身内を本気で助けたかったら、「尻ひっぱたいて」でも避難所に連れていくしかないと思いまっす。その位、本気出さないとダメかと思いまっす。最後の最後まで「粘って」じゃ、あきまっせん。
そして、今回自分もそうでしたたがぁっ、多くの方々は、やはり「○○直撃」だとか「○○上陸」ってワードを聴いてから、やれやれ「めんどくせーな」って感じで避難所にいこうかなって事になるのではないかと・・・。
また、「直撃圏」や「上陸圏」以外だから、我が地域には、全然平気☆彡って考えてい方々の予想を遥かに凌駕して今回の台風はその猛威をふるいまっした。それ位「巨大」なヤツだったワケで・・・。
要するに、今回「関東圏」以外の方々が「油断していた」のではという事でっす。(それが全てでは当然ありまっせんが)。これは、自分の勝手な「推論」でっすが・・・。以下、要点をまとめてみまっした。
(1)高齢者になるほど「正常性バイアス」を受けやすい。過去の災害事例で事の大きさを判断
しようとする傾向が有る(何十年も此処に住んでいるが、過去に一度も災害は不発生とか)。
(2)高齢者になるほど気象情報を正確に理解出来ない。緊迫感が伝わらない。
台風の進路予測にばかりに目がいってしまい 、その為「避難開始」が遅れ気味になる。
陸に上がれば、弱まるので大丈夫かも?「関東から離れているし」、とか。
(3)そもそも「気象用語」が難解すぎる。若者達でも正確に説明出来るとは限らない。
このポイントが一番大事かと。「避難準備情報」とか言われても年寄りにはピンとこず。
出来れば、漢字表記で「逃げる準備せよ」とか「とにかく逃げて」でもいいんじゃないかな。
NHKの画面で映ればインパクト大!!、まあっ、色々問題あるかとは思いまっすが(;^_^A。
以上、ツラツラとゴタクを書いてきまっしたがぁっ、「昭和の台風感」と「令和の台風感」のギャップは、恐ろしく「乖離」しているわけでっして、とにかく今流行りの台風は、そのスケール感というかぁっ、「パワー」が全く比べものにならないということでっす。海水温上昇の恒常化も影響しているんだろーなぁっ。
今年も残り少なくなりまっしたがぁっ、なんとかこれ以上の「台風被害」に遭わないよう、切に希望したいものでっすね。それではぁっ、また~。