猫以下の男 / 男性介護者による認知症親父の日記 -2ページ目

慌しい日々の始まり(その二)

[2月10日朝からの出来事の続き]


待合室で待っていると、妹夫婦がやってきた。


今日の朝から今までの事を、掻い摘んで話す。


「お兄ちゃん、頑張ったな~。」


妹がポツリと話す。


頑張った?


そうかな~


本当の事を言えば、今日の行動は、僕自身の中で出来上がってた、ストーリーなのである。


ある意味賭けではあるが、とりあえずここまでは、思ってた通りに進んでくれた。


確かに、今日一日は、かなりパワーを使った。


頭もかなり使ったので、なんか考える力があまり無く、言葉もうまく出てこない。


妹から話しかけられての受け応えも、生返事ばかりだ。


先生とナースが来られて、今夜は集中治療室で過ごしてもらいますので、手続きをお願いしますと言ってきた。


今夜だけ付き添いをしてくださいと言われた。


付き添いか~。


どっちにしても家に一度戻らなければ。


妹夫婦に後で家まで送ってくれと告げて、病室へ移動する・・・・